【関東希望の星】関東圏のホームなら、
イチオクノホシで順当。前走の阪神JFは、パドック、本馬場入場、返し馬とこなすにつれ、徐々に
テンションアップ。発走前の輪乗りでは、イレ込み寸前と摩耗。そのぶん、勝負どころの反応が鈍くなったものの、2馬身半と突き抜けた勝ち馬は別格として、きわどい2着争いを演じている。東京コースは、二走前の
サフラン賞で1分22秒4・上がり33秒4をマーク。開催は異なるが、牡馬混合のGIII・
京王杯2歳Sと走破タイム・上がりと、ほぼ互角。ちなみに、トップスピードに乗った残り2ハロンの推定ラップは11秒0―11秒0。あの加速力をもってすれば、当然1ハロン延長のマイルも視界に入ってくる。対抗は
モエレフルール。
ひいらぎ賞は大外16番枠、前走の
ジュニアCは牡馬混合戦での追い比べ。あと一歩詰め切れないでいるが、東京マイルに1分34秒4という良質な勝ち時計あり。
オメガハートランドも、
フェアリーSはスローと展開に泣かされ、もったいないクビ差4着。東京替わりで前進十分。まとめて負かせば新星
エクセラントカーヴ。騎手を振り落としたり、おっかない馬ではあるが、中山のマイルを11秒4―11秒3で一気に登板。重賞レベルの瞬発力を初陣でたたき出している。
ヴィルシーナは底力型の中距離馬。マイル替わりが微妙だが、東京ならギリギリ間にあうか。
ミッドサマーフェアの前走・1分34秒4は、
ジュニアCと同レベル。時計的には足りている。