【狂っても三つ巴】サクラアルディートは、芝は[4301]。体質が弱く、良績も主に休み明けに集中しているが、前走は488キロにまで馬体を増やし、上がり33秒5で一気差し。前走後の乗り出しも二週間後と、待望の本格化なった。春シーズンの格と実績は、ナリタプラチナ、ジェントルマンだろうが、ハンデ重量と勢いを斟酌すれば、ややサクラ上位。ハンデ戦だけに、サトノパンサー、ザサンデーフサイチも、軽視禁物。

　本気で帰化して日本の騎手になってほしいぐらい頼りになる男、ミルコ・デムーロ。すでに多くのファンが「デムーロだけで買う」という馬券に手を出していると思うのだが、それでも回収率がひどく下がりはしないのだから、ファンの期待以上に乗れているということになる。

　そのM.デムーロが、特に強みを発揮するのが京都の外回りコースだ。初来日以降、京都競馬場(芝ダートとも含む)での回収率は単88％・複86％なのだが、芝の外回りに限定すると単104％・複91％。しかも1番人気で回収率が単複プラスという安定味を発揮している。

　そこで、無謀かもしれないがまさかの芝を使ってきた◎デスペラードを買ってみたい。頭数が手頃で捌きやすいはずだし、血統的には芝をこなしてもおかしくはない。○を1、2着に置いての3連単3着付けと、◎-○のワイド。

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【小波乱】サクラアルディートの連勝に期待する。前走は休み明けで14キロ増だったが、メンバー最速の末脚で快勝。あの勝ちっぷりなら、昇級の壁はない。ジェントルマンは追ってしぶとい。トップハンデタイの57.5キロでも。サトノパンサーは自己条件で見直す。末脚堅実なナリタプラチナに、ザサンデーフサイチ、タイキエイワンまで。