【ボックス妙味】鳴尾記念の、ラスト2Fのレースラップは11秒0―12秒2。残り1Fで先行馬総崩れの、厳しい展開に恵まれたことも確かだが、ショウナンマイティの上がり33秒3は出色。ローテがキツくなると、テンションが上がり馬体が細くなる馬だけに、適度に間隔をあけた番組選びも上々。直前は坂路だったが、中間タフなCWで6F追いを二本。態勢も万全だ。ミッキードリームも、東京新聞杯をひと叩き、毎日王冠3着の地力を試されるとき。穴はオースミスパーク。小倉大賞典は、着順こそ9着ながら、差は0秒4差。絵に描いたような単騎逃げが濃厚、岡部誠の豪腕込みで単も少々。

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【小波乱】ショウナンマイティがV最有力とみる。前走の鳴尾記念は勝ち馬を上回る末脚(上がり3ハロン33秒3)を披露。クビ差2着だったが、負けて強しの競馬だった。オープン特別で同舞台ならアッサリがあっていい。ヒットジャポットは鳴尾記念5着だが、全5勝のうち4勝を挙げているマイルがベスト。前走の東京新聞杯も3着と健闘しており侮れない。GIII勝ちのあるミッキードリームは叩き2走目で変わり身に注意。押さえはミッキーパンプキン、エーシンジャッカルまで。