【強力3歳三騎】
ハワイアンウインドの登場を待っていた。前走の
国東特別は、前年の
小倉記念で(同じ開幕週)、
イタリアンレッドがマークした記録を0秒1更新する1分57秒2のレコード。ラップをひも解くと、前半1000mは58秒4。息の入りにくい、前崩れ型の平均ペースに恵まれたとはいえ、5-9Fにかけ、11秒台のラップが5連続。最後の1Fこそ12秒0に落ち込んだものの、レースの上がりが35秒4に対し、自身のソレは34秒8。フラットコースの小倉ながら、最後は推定11秒台の加速ラップでパンチアウト。この11秒台の連続ラップは強靭だ。ちなみに昨年の
小倉記念は、スタート後の2-3Fめに10秒台が二つ。1000m通過が57秒1という、超Hペースの
アシストも大きかった。先週の
ローズSに登録もあったが(出走すれば、○か▲を用意していた)、確勝を期しての自己条件。3勝を挙げれば
秋華賞に間に合う。
アナスタシアブルーも、2歳10月の京都マイルを、1分34秒4で突破した血統馬。変に距離やローテーションをイジリすぎ、春シーズンは消化不良に終わったが、器はOP。
ラシンティランテも、
白菊賞1分34秒4。ポテンシャルは同レベルだ。