【伏兵多し】メイショウナルトは、小倉の1800m勝ちを起点に、野路菊S2着、デイリー杯3着。昨夏も1分45秒8という出色のタイムで、当該コースを一気逃げ。ストレスのたまりやすいタイプだけに、休み明けが旬。開催も二週目。馬場も、まだ先行有利とみた。二の筆頭はミヤコトップガン。前走を含め、小倉2000mで、三度にわたって2分0秒台で連対。そのうちの1回は重馬場。ナルトが重にあえぐようだと、逆転の目も。スーサングレートも、初勝利は小倉。久々のぶん、惑星に止めたが、マイネマオの前走・1分45秒7は、本命馬と同レベルの好タイムだった。

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【伏兵注意】やや低調な顔ぶれなら、現級実績があるハードダダンダンが最上位。ザバトルユージローは昨年のこのレースで2着。今年も好勝負が期待可能だ。マイネルプリマスも引き続き上位争いが十分。メイショウナルトは単騎逃げからの残り目がありそうだ。ミヤコトップガンは仕掛けが決まれば食い込みも。マイネマオは叩き良化型だが、連下の押さえには入れておきたい。

　◎メイショウナルトは「ハーツクライ×カーネギー」という組み合わせ。ハーツクライ産駒は小倉芝コースを得意としており、芝1800?2000mでは連対率28％と優秀。本馬も過去に挙げた2勝がいずれも小倉芝1800mだった。

　昇級後の2戦は敗れているが、逃げた前走は3コーナー過ぎで早々とつかまってしんがり負け＆タイムオーバーと、実力以前に心身に問題があったのは明らか。デイリー杯2歳Sで3着、きさらぎ賞で5着と健闘しているように1000万で苦戦する馬ではなく、3走前の筑後川特別を好タイムで逃げ切ったように、休み明けのフレッシュな状態で気分よく行ければしっかり能力を発揮できる。

　今回は当時と同じく休み明けで、コースも同じ小倉芝1800m。気分よく単騎で行ければ結果はついてくるだろう。