11R

小倉記念

15:35発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 小倉 4日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 12頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
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 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解


・前走で重賞以外に出走して2着以下だった馬
※小倉過去10年[0-1-5-31]
●2011年該当馬→リクエストソング(3着)、ワルキューレ(8着)、ホワイトピルグリム(9着)、アンノルーチェ(11着)、ホクトスルタン(17着)
○2012年該当馬→ワルキューレタムロスカイ

・斤量53キロ以下の牡馬
※小倉過去10年[0-0-0-8]
●2011年該当馬→ドモナラズ(12着)
○2012年該当馬→セイカアレグロニシノメイゲツ

・前走1番人気馬をのぞく、斤量57.5キロ以上を背負う馬
※小倉過去10年[0-1-0-5]
●2011年該当馬→ナリタクリスタル(6着)、コスモファントム(14着)
○2012年該当馬→ナリタクリスタル

・斤量が2キロ-2.5キロの幅で増減する馬
※小倉過去10年[0-0-1-16]
●2011年該当馬→該当なし
○2012年該当馬→アスカクリチャンエーシンジーライン

2011年残った馬→イタリアンレッドキタサンアミーゴヤマニンキングリーエーシンジーラインサンライズマックスアドマイヤメジャーホッコーソレソレーサンライズベガトーホウアランヤマニンウイスカー

【2011年結果】
1着:イタリアンレッド(○)
2着:キタサンアミーゴ(○)
3着:リクエストソング(×)

2012年残った馬→ミキノバンジョーダノンバラードトーセンラーエクスペディションゲシュタルト

2012年下半期[星取り表]:●●●○●

須田:先週のクイーンSは、1着アイムユアーズ、3着ミッドサマーフェアは残しているも、人気薄の2着ラブフールがヌケでハズレ!なんと、またもやハズレなのであります!!

井崎:……ものすごく恥ずかしくなるから、どっかの番組のナレーションっぽく言わないでくれよ。まあ、人気薄に間を割られたパターンだから、そう悔しくないけどさ。

須田:それに、アイムユアーズミッドサマーフェアで決まっていた場合は、下手するとトリガミになって、星取り表に「△」が刻み込まれていたかもしれませんし。

井崎:ギクッ!

須田:なんですか、その露骨に怪しいリアクションは(笑)。もしかして、今週のお題レースである小倉記念が、ものすごくトリガミになりそうとか?

井崎:そ、そんなこと……あるよな、このラインナップって。ミキノバンジョーが頑張ってくれないと、ものすごく危なっかしい気がするんだが。

須田:人気になりそうな馬で消えているのは、エーシンジーラインアスカクリチャンダノンバラードトーセンラーが残っていますし、誰がどう見ても危険ですなあ。

井崎:12頭立ての少頭数で、5頭残しで、このラインナップ。「トリガミはハズレ以上に恥ずかしい」というのが当コラムの主張でもあるわけで、すごく困ってるんだよなあ。

須田:じゃあ、ここからもう1頭だけ消したらどうです?4頭残しなら、ガチガチ決着でも何とか耐えてくれそうな気がしますよ?

井崎:当然それも考えたんだけどさ、その場合はかなりの高確率で「消しちゃダメな馬」を引き当てる自信がある(笑)。だから余計に、困り果てているワケで。

須田:なるほど(笑)。じゃあ、トリガミ覚悟でこの5頭って結論にするしかないですね。それに、エーシンジーラインアスカクリチャンが来る可能性もけっこうありますし!

井崎:うん、それも否定はできない。でも最後にあげた「斤量増減2キロ-2.5キロ」ネタの該当馬って、人気でもコロッコロ負ける美味しいパターンでもあるんだよな。

須田:確かに、上位人気を裏切っているケースが目立ってますね。でも、なぜこういう結果になるのかという因果関係が、すごく説明しづらい気がするんですけど。

井崎:それについて詳しく説明したいところなんだが、残念ながら紙幅が尽きちゃったからな!ああ、ものすごく残念で仕方がないっ!!

須田:……絶対に何も考えてないですよね、実際のところは。まあ、トリガミ覚悟で的中を狙いに行くほど白星が欲しいんでしょうし、それ自体はいい傾向ですよ(笑)。

井崎:というわけで、頑張ってくれよミキノバンジョー!!

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

5

-

8

1点 3000円

馬連流し

8

相手

3

4

2通り 各2000円

馬連流し

8

相手

2

6

12

3通り 各1000円

望田潤の見解

 ジャイアンツコーズウェイはストームキャット産駒でボールドルーラーをクロスしその母はヘイローのニアリークロスだから軽いスピードが満載で、エイシンアポロンスズカコーズウェイなど機動力や先行力に長けた産駒が多い。

 ◎エーシンジーラインリーチザクラウンの近親で母はダンジグ×ミスプロ、自身はセクレタリアトのクロスだから全体に軽いスピードでまとめていて、小倉大賞典勝ちのとおり高速馬場や平坦コースでハナ切るとベストパフォーマンスを発揮する。

 昨年はホクトスルタンに絡まれてスンナリ行けなかったが、▲はハナには拘らないから今年はチャンスではないか。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

2

1点 1400円

複勝

2

1点 4200円

馬連流し

2

相手

4

6

9

10

4通り 各500円

3連複軸1頭流し

2

相手

4

6

9

10

6通り 各300円

3連単BOX

2

9

10

6通り 各100円

井内利彰の見解

 先週、小倉芝2000mで行われたのが国東特別。勝ち時計は1分57秒2で昨年の小倉記念イタリアンレッドが更新したレコードタイムを0.1秒縮めてのレコード更新となりました。国東特別が500万下ということを考えれば、今の小倉芝は超高速馬場だと想定すべきでしょう。

 上記の2レースで馬券圏内を占めたのが「最終追い切りを栗東坂路」で行った馬。馬券圏内6頭中、5頭が栗東坂路で最終追い切りを行っていました。淀みないペースで最後まで速い脚が要求される高速決着になると、坂路調教で鍛えられた無酸素運動が重要になる、そんな運動構図だと思います。

 そんな「坂路調教馬が強い高速決着の芝2000m」に強いのが◎ワルキューレ。昨年のこのレースは8着でも0.5秒差。そして1分57秒0で走った大原S(京都芝2000m)ではアドマイヤコスモス(のちに福島記念1着)の2着でした。もちろん大原Sも坂路調教馬が馬券圏内を占めるレース。同じ小倉芝2000mの愛知杯では人気より着順を落としていますが、これは時計の遅い決着、坂路調教馬の出番はありませんでした。

 もちろんワルキューレ自身の調子が悪ければ、決して高い評価はできませんが、休養明けで調教不足だったパールSから4走目、確実に調子は上向いており、今週の栗東坂路ではある程度速い4F時計をマークしながら、最後まで止まることはありませんでした。

 同じく栗東坂路で追い切られた○タムロスカイ、▲エクスペディションが高い評価のできる馬。△アスカクリチャンは最終追い切りでややもたついた動きで評価を下げた形。△ダノンバラードはCW追いの中では最上位に評価できます。

1.セイカアレグロ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:乗込併用

2.ワルキューレ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

3.ミキノバンジョー
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均トラック

4.ダノンバラード
今回:標準多め坂路主体
前回:乗込坂路

5.トーセンラー
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均併用

6.アスカクリチャン
今回:標準多め坂路
前回:標準併用

7.ニシノメイゲツ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準多め坂路

8.エーシンジーライン
今回:標準併用
前回:地方

9.タムロスカイ
今回:急仕上げ坂路
前回:急仕上げ坂路

10.エクスペディション
今回:標準併用
前回:標準坂路主体

11.ナリタクリスタル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

12.ゲシュタルト
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 4000円

馬連BOX

3

5

10

11

6通り 各1000円

高橋学の見解

 GIIIに格付けされたS59年以降のうち、別定戦で行われたH7-11年間を除く23年間から、■消える馬をチェックしてみよう。

アスカクリチャン…前2走内にGIII以下戦、斤量56kg以下で10着以下かつ0秒8以上敗退がある馬は、2000m戦4勝以上の距離実績馬を除き[0-0-2-55]。

エーシンジーライン…前3走ともGIII以下戦を使用し、前走1秒以上惨敗のハンデ54kg以上馬は[0-0-1-23]。

ゲシュタルト…芝8戦以上して0-2勝馬のうち、前走GIII以下戦着外・OP戦連対外・条件戦敗退馬は[0-0-0-20]。

セイカアレグロ…前2走ともGIII以下戦5着以下かつ0秒5以上敗退の6歳以上馬は[0-0-0-37]。

 また、ハンデ50kg以下馬は[0-0-2-30]で、このうち、前走敗退馬は[0-0-0-20]。軽量だからといって必ずしも狙いが立つわけではない。前走好走が条件。

ダノンバラード…ここ10年でレコード3回更新と高速トレンドの小倉記念。過去10年、芝2000mを7回以上走って1.59.0を切っていないハンデ55kg以上馬は、芝1800mで1.46.0を切る時計があった馬を除き[0-0-0-10]。

 ダノンの持ち時計は1.59.4。前走の2000m時計は、同日中京の500万戦を僅か0秒3上回っているだけ。先週の開幕小倉500万戦では1.57.2のレコードを記録。手堅さはあるが、時計勝負では分が悪い。

ニシノメイゲツ…前走GIII以下戦、斤量53kg以下の軽量で連対を外していた馬は[0-0-1-22]。

ワルキューレ…芝を20回以上走って0-3勝は、前2走内に1800m以上のOP・重賞戦で3着内の好走がある馬を除き[0-0-0-17]。

 また、8歳以上の高齢馬は[1-0-1-13]だが、前2走内にOP戦3着内or重賞戦0秒4差内の好走歴がない馬は[0-0-0-11]。

 三田明太の予想

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予想印
2ワルキューレ(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

2

1点 1000円

複勝

2

1点 9000円

三田明太の見解

 開幕週らしい高速決着となった先週の小倉・芝コース。今年の小倉記念は12頭立ての寂しいメンバー構成になったが、昨年も指摘したように、当レースは前半のペースに関係なく、1000m通過以降のラップが速くなる典型的なロングスパート勝負になりやすい。過去の好走馬を見ても、瞬発力タイプではなく、高速ラップを刻み続ける持久力タイプの方が多いのが特徴だ。

 本命はワルキューレ。昨年の当レースは48キロの軽量で16番人気8着だったが、3着馬と1差の「106」をマークしているように、高速馬場の持久力勝負は自身の適性と合致した条件。それを証明するかのように、昨秋の大原S(準OP)では、超高速馬場の先行有利馬場を唯一追い込んで2着、自己最高指数を大きく更新する「113」をマークしている。今年3戦の指数動向を見ても持久力勝負の方が向いているのは明らかだけに、8歳に年を重ねた熟女が得意の高速馬場で変わり身を見せると読む。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

5

-

10

1点 7000円

ワイド

5

-

7

1点 3000円

古澤秀和の見解

4番:張り艶良いが、やや後肢の運びが硬い。
5番:厚み出た。勝ち負け。
7番:良くなっている。ハンデも良い。
10番:絞れた。勝ち負け。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【勝ち味覚えた】ダノンバラードは昨年の皐月賞3着馬。2歳暮れのラジオNIKKEI杯以来、勝ち鞍から遠ざかってきたが、重賞戦で掲示板を外したのは共同通信杯のみ。降級の恩恵もあったにしろ、前走の関ヶ原Sはタメをきかせメリハリのある競馬。勝つ味を覚えた意味は大きいし、ああいう競馬をしたあとの小牧は、レースの組み立てに変なポカがないジョッキーだ。トーセンラーも、まったくの同タイプ。終い勝負に徹した七夕賞2着の脚に、再浮上の青写真を描けた。ちなみに、岩田は新潟のレパードSに乗るが、攻め馬は丁寧につけている。岩田から川田へのバトンタッチは、オークスジェンティルドンナの例もある。今季の小倉開催は、瞬発力勝負が大勢。重量を課せられた逃げ先行馬よりは、差し馬優先。軽量ワルキューレの差し込みを単穴に抜擢。七夕賞アスカクリチャンは、斤量なきするタイプではないとはいえ、57キロ増量は、決して好材料ではない。同3着馬ミキノバンジョー、同5着のニシノメイゲツと、評価は同等。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
4ダノンバラード(2人気)
1セイカアレグロ(12人気)
5トーセンラー(1人気)
2ワルキューレ(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

2

4

5

12通り 各400円

3連単BOX

1

2

4

5

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

3

4

6

7

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

3

6

7

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

3

相手

4

6

7

11

12

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【伏兵注意】トーセンラーを本命に推す。前走は猛追及ばずハナ差2着だったが、上がり3ハロンはメンバー最速で十分に評価できる内容。良馬場なら安定しており、今度こそ昨年のきさらぎ賞以来の重賞Vを飾る。ダノンバラードの前走は準オープンで地力の違いをアピール。重賞でも崩れず走っており、ここも立ち回りひとつ。ミキノバンジョーは小倉で3勝のコース巧者。前走はトーセンラーに半馬身(3着)で侮れない。七夕賞勝ち馬のアスカクリチャンは、ハンデ2キロ増の57キロがどうか。ゲシュタルトナリタクリスタルニシノメイゲツを押さえる。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

4

5

10

2着

4

5

6

7

8

10

12

相手

4

5

6

7

8

10

12

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

 ◎エクスペディションは、小倉芝コースで4勝をあげている小倉巧者。昨年の夏に直結コース小倉芝1800mの1000万特別、同コースの1600万特別を連勝している。休み明けの前走を凡走したが、これは叩き台として使っただけで小倉に替わる今回が勝負レースといえる。

 ○トーセンラーは、前々走にて直結コース阪神芝2000mの鳴尾記念3着、前走で直結コース福島芝2000mの七夕賞を連対した。一時期は不振だったが、近2走の直結コースで持ち直している。七夕賞は、逃げた馬と2番手の人気薄が3-4着に残ったように先行有利な流れだったが、この馬は後方から差してきており、適性×能力を評価できる。

 △ゲシュタルトは、一昨年の中日新聞杯を3着、昨年は中日新聞杯(4走前)を連対している。両レースとも小倉に代替されたレースなので、同コースの重賞で2度馬券になっている。オフシーズンのローカル重賞は実績上位となり、前走を叩いた上積みと適距離への出走で、変わり身を警戒する。

厳選予想 ウマい馬券