【ジリジリと
ユニバーサル】
ユニバーサルバンクは、洋芝・2600mに、可能性と前進の余地を残している。期待値を上回るケースの少ない地味派だが、滞在競馬もあるのだろう。栗東から一週前輸送にもかかわらず、直前珍しく、調教で攻め切れた。大阪-ハンブルグC、
オールカマー3着は、いずれも時計のかかる馬場。元々の牝系も、切れ味よりは
パワー優先。洋芝の2600m、OP特別で56キロなら、勝ち負けの計算は成り立つ。勢いなら
カレンミロティック。1800mの時計勝負に数々の良績を残してきたが、
垂水Sは1分44秒5のレコードで独走。秋は天皇賞掲示板も狙える位置に近づいている。ただ、レコ勝ち明け。調教もソフト。切れ味型ゆえ、洋芝の2600mに戸惑うシーンはないか(それでも大敗は考えにくいが)。割って入れば、
スマートロビン。
ロードオブザリング。恵まれてモズまで。