11R

エルムS

15:25発走 / ダ1700m (右) / 天候:晴 / 馬場:重
4回 函館 3日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 13頭
本賞金:3500,1400,880,530,350万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

12

1点 3500円

馬連流し

12

相手

1

5

9

3通り 各900円

馬連流し

12

相手

7

13

2通り 各300円

3連複軸1頭流し

12

相手

1

5

7

9

13

10通り 各200円

3連単フォーメーション
1着

12

2着

1

5

9

12

相手

1

5

7

9

12

13

12通り 各100円

井内利彰の見解

 今年のエルムSは函館ダート1700mで行われるため、札幌ダート1700mで行われた過去傾向よりも、2013年に函館ダート1700mで行われたオープン特別を参考にします。

大沼S
1着マカニビスティー/標準少め坂路主体
2着エアハリファ/馬ナリ平均トラック
3着メダリアビート/標準少めトラック主体

マリーンS
1着ブライトライン/標準多め併用
2着ナリタシルクロード/一杯平均トラック
3着ツクバコガネオー/馬ナリ平均トラック

 どちらのレースも1着馬は併用系統。つまり、函館競馬場にはない、坂路調教をトレセンで行ってから、競馬場へ入厩し、仕上げているという調整過程になります。もともと函館ダート1700mは併用系統が好走する条件。

 直線に坂のない函館競馬場で、どうして坂路調教が有効か。確かに、ホームストレッチには上り坂がありませんが、バックストレッチには3コーナーまで続く、緩やかな上りがあります。ここはレースペースが上がる場所であり、ラップが速くなります。ここを追っつけて、位置取りを上げていくのか、それとも坂路調教で鍛えている要素で、持ったまま上がっていくのか、これが最後の直線での脚に影響していると考えられるわけです。

 併用系統の調教タイプは4頭。もちろん、すべて印を打ちますが、◎フリートストリートは、上記2頭の勝ち馬と同じ、栗東坂路での併用調教馬。最終追い切りの併せ馬で先着してくれれば、角居勝彦厩舎の勝負調教に該当したので、もっと良かったと思いますが、VTRの動きを見るかぎり、余裕ある走りであることは確か。逃げ先行脚質が多いので、どのような競馬になるか、それが鍵でしょうが、くすのき賞のように、自然と上がっていく形で4コーナー先頭なら、後続も封じ込めることができるでしょう。

1.サイレントメロディ
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

2.ブライトライン
今回:標準トラック
前回:標準多め併用

3.セイリオス
今回:標準トラック
前回:標準多め坂路主体

4.クリールパッション
今回:標準トラック
前回:標準トラック

5.ダノンゴールド
今回:標準多め併用
前回:乗込併用

6.エーシンモアオバー
今回:馬ナリ平均トラック
前回:地方

7.トーセンアレス
今回:標準トラック主体
前回:一杯平均トラック

8.メダリアビート
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

9.グランドシチー
今回:連闘トラック
前回:地方

10.アクティビューティ
今回:標準トラック
前回:地方

11.ツクバコガネオー
今回:標準少めトラック
前回:馬ナリ平均トラック

12.フリートストリート
今回:標準多め併用
前回:標準多め坂路主体

13.スマイルジャック
今回:標準坂路主体
前回:標準多めトラック主体

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【レコードに0秒4差】ブライトラインはダートに転身して〔2010〕。ダートシーンに新たな道標を描くことに成功した。特に前走のマリーンSの内容圧巻。引っ張り切れない勢いで、3コーナーすぎには早くも先頭に立つ、やや強引な競馬ながら、後続を0秒7とチギる楽勝。今回と同じ函館1700ダートで、最速の上がりで、コースレコードに0秒4差と迫る、1分43秒4の好タイム勝ちを演じている。週末の北海道はまた雨予報だが、芝の1400mのGIII・ファルコンSを制したこともあるスピードタイプ。脚抜きのいいダートもむしろ歓迎。レコード決着も辞さない。本命馬より、前走時計の精度は若干落ちるものの、フリートストリートも、近三走は〔2100〕。勢いなら互角だ。体調を崩し低迷期もあったが、デビュー後3連勝を果たし、世代のトップクラスのダート馬と目された好素材。前走の安達太良山Sはゴール前後続の脚色を確かめる余裕あり。昇級も不問と見た。ダノンゴールドもKBC賞を1分43秒2で走破。重賞レベルに時計を押し上げてきた。エーシンモアオバーは北海道シリーズの1700ダート・オープンで3勝を挙げている実力馬。単騎マイペースも見えているだけに、58キロでも上位争い必至。小回りコースは少し忙しいが、マーチS優勝のグランドシチーの地力。サイレントメロディも、一昨年のマーチS・札幌のしらかばS勝ちのある力の持ち主だ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

4

6

9

12通り 各400円

3連単BOX

1

4

6

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

3

5

9

11

12

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

9

相手

3

5

11

12

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

11

相手

3

5

9

12

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【差し注意】ブライトラインは前走圧勝で重賞でも期待大。グランドシチーは軽い馬場が合うタイプで巻き返しが十分あるだろう。流れ込み狙うツクバコガネオーが3番手。ダノンゴールドは試金石だが本格化なら侮れない存在といえる。フリートストリートは相手強化も素質的に要警戒。流れ込み図るセイリオスが惑星的存在とみる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

2

5

6

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

2

5

6

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎グランドシチーは「キングカメハメハ×ブライアンズタイム」という組み合わせ。ハタノヴァンクール(ジャパンダートダービー、川崎記念)や本馬を筆頭に、シセイオウジ(カペラS-3着)、キョウワダッフィー(準OP)などコンスタントに活躍馬が誕生しており、ニックスといってもいいだろう。本馬は、母レディクラシックが持つフラワーボウル≒スワップス4×4を継続発展させ、グロースターク6×4という底力にあふれるクロスを持つ。今回はエーシンモアオバーを筆頭に逃げ先行馬がそろったメンバー構成で、よどみないハイペースで仕掛けどころも早くなる公算大。逃げ・先行馬にとっては流れがきつく、直線半ばで脚いろが鈍るのではないかと思われる。中団以下で競馬を進める本馬にとっては好ましい展開だ。前走のブリーダーズGCは11kg増と太目残りだった。今回は走りごろだろう。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 秋のG1戦線をめざす一流馬のひと叩きとして利用されることが多く、G3ながら豪華メンバーが集まる重賞です。賞金別定ではなくグレード別定で、実績馬に有利な斤量設定。「ダートの札幌記念」といった印象の重要レースです。

 大沼SマリーンSから続く北海道のダートOPシリーズの最終戦という側面がひとつ。秋をめざす実績馬の始動戦という側面がひとつ。北海道開催の短縮に伴って、去年から施行時期が9月中旬から8月下旬に繰り上がりましたが、本レースの性格は先に挙げた二つで変わりありません。実績馬と上がり馬の比較が最大のポイントになります。

 ブライトラインマリーンSの勝ち馬。軽い相手関係だったとはいえ、楽な手応えのまま後続を4馬身突き放す圧巻の競馬ぶりでした。芝でファルコンS勝ちがあるように、早くから素質の片鱗を見せていた馬ですが、この春からダートに矛先を転じて完全に軌道に乗りました。前走と同じコースなら、重賞とはいっても通過点に過ぎない可能性は高いでしょう。

 ダノンゴールドは函館で1000万下を勝ったあと小倉に転じて準OP勝ち、さらに函館に戻って重賞挑戦という意欲的なローテーション。昨年のレパードSで4着しているように、ダート戦線ではもともと上位に数えられた素質馬ですから、昇級初戦といっても見劣りはしません。小回りのダート1700はぴったりで、強行軍の疲労がなければ。

 ツクバコガネオーマリーンS3着ですが、ブライトラインに併せる形で動いて突き放されたもの。本来の待機策に戻れば、末脚の爆発力は重賞でも侮れません。

 立ち回り自在なセイリオス、実績上位のエーシンモアオバー、一昨年の当レースの勝ち馬クリールパッション、スランプから脱したフリートストリートなど、伏兵陣も多士済々です。

厳選予想 ウマい馬券