【後悔先に立たず?】コンサートレディは、1000直競馬に大いなる魅力。直線1000m競馬の適性は、上がりか終いか。そのどちらかに突出するハロンラップを有する馬に適性あり。コンサートの前二戦の上がりは、33秒7・33秒9。ともに急坂の中央場所での末脚だけに付加価値も大。昨年は3-6月期に三連勝。気温の上昇とともに活力が生まれ、ブリンカーを装着して鞍上は中館。馬券も印も、ここで強気に出ないと、きっと後悔する。強敵はレオパステル。当該コースは昨年の駿風S2着を含め[1100]。最終週だけに、1000m競馬も差しに比重が高くなる。前傾ラップで決着がつけば、ビラゴーティアラ。バルスピュールも[2100]のここを待っていた。アンヴァルトも前走で適性の高さがわかった。

　今開催の1000直は内枠の馬が馬券に絡んでみたり、かと思えば人気の内枠馬が飛んでみたり、馬券上の扱い方が難しかった。

　しかし3週間だけだったわりに芝は「最終週らしい馬場」になった感があり、土曜の競馬を見ても内ラチ側は伸びない。ここは定番の外枠馬券になると予想する。内でシルシが付く馬というとニシノモレッタあたりがいるが、脚質的に良いコースを通るのは難しいだろう。また前走の好走は外枠からのものでもあった。

　◎ビラゴーティアラ。芝の短距離戦はセックスアローワンスと関係なく斤量の絶対値が軽い馬が走ることがある。おそらくスタンディングダッシュ時の負担に関係するのではないかと思われるが、その観点からもこの馬はいい。クラスで通用することは証明済みでもある。馬券は◎軸1頭の3連複と◎からの馬単で。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【混戦】難解だが、末脚伸びるコンサートレディを中心に抜擢。ニシノモレッタは格上挑戦だが得意条件で軽ハンデが魅力とみて対抗に据える。ダノンフェアリーは連闘が不気味で単穴にマーク。レオパステルは昇級戦だが相手なりに走れそうなタイプとみる。ビラゴーティアラはムラだがハマれば一発が狙えそう。バルスピュールは苦戦続きも直線競馬で一発に警戒。