GII別定戦→GI定量戦に変更されたH9年以降の16年間(H15年は中山1800m)から、■消える馬をチェック。
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イジゲン…前走ダート戦で着外(4着以下)かつ1秒以上完敗馬のうち、前年秋10月以降に1600m以上のダートGI・GII戦連対またはGIII戦2馬身以上快勝歴がなかった馬は[0-0-1-48]
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エスポワールシチー…7歳以上の高齢馬は、前走年明け1600m以上ダート重賞戦連対馬や前年秋10月以降に1600m以上ダート重賞戦連対が2回以上ある馬、または前年に1600m以上ダートGI戦連対が4回以上もあった実績馬を除き[0-0-1-49]
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エーシンウェズン…前3走内に1600m以上のダートGI・GII戦3着内の好走歴がなく、前走GIII以下戦で連対を外しているうえに斤量増加は[0-0-0-33]
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ガルボ…前4走内にダートのGI・GII戦連対またはGIII戦1着歴がなく、GII以下戦で着外が2回以上あった馬は[0-0-1-59]
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カレンブラックヒル…前走芝使用馬でダート戦3勝以下は[0-0-1-31]、GI格付け前のハンデ・別定戦時でも[0-0-0-17]
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ガンジス…前2走とも1600m未満戦使用馬で前走敗退馬は[0-0-2-46]。H19年、同ローテの
シーキングザベスト(
武蔵野S1着→
ギャラクシーS1着→
根岸S2着)が0秒8差6着で、鞍上の福永騎手「距離はこなせるけど、GIメンバーでは1600mは微妙に長い」とコメント。
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シルクフォーチュン…前3走ともGIII以下のダート戦を使用して1馬身以上の快勝がない馬は[0-0-1-37]。H16年、該当馬で前走GIII
平安Sアタマ差1着の
タイムパラドックスが4番人気支持も6着だった。
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セイクリムズン…前走ダート戦10番人気以下の低評価馬は[0-0-1-16]
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タイセイレジェンド…前走ダート戦10着以下の大敗馬は[0-0-1-25]
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ダノンカモン…3走前に重賞連対がなく、前2走とも6着以下は[0-0-0-22]
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テスタマッタ…左回りダート(H15年は右回り)を5回以上走って連対率5割未満馬(マル地・カク地馬は対象外)は、前走ダートGI戦連対馬や前走左回りダート(H15年は右回りダート)重賞戦0秒2差内好走馬を除き[0-0-0-43]。H13年1着・H14年3着時の
ノボトゥルーは左ダート連対率が5割以上あったが、H16年は4割台に低下し、前走左回りGIII
根岸Sで0秒3差3着も9着だった。
テスタマッタは、前年1着時は前走GIII
根岸Sで0秒2差3着が、今回は0秒3差6着。GI戦、コンマ1秒を侮るなかれ。
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マルカフリート…東京ダート(H15年は中山ダート)を2回以上走って連対がない馬は[0-0-0-11]
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ヤマニンキングリー…前3走内にダート戦、斤量56キロ以下で5番人気以下かつ1秒以上の完敗があった馬は[0-0-2-30]
◎は前走左回りのGII
東海S勝ち馬
グレープブランデー。5歳以下馬で、前年秋10月以降に2戦以上消化し、前走左回り(H15年右回り開催除く)のダートGI戦3着内・GII戦連対・GIII戦1着好走馬は[7-3-0-3]で、このうち、ダート20戦以上4勝以下の実績不足馬や東京ダート2回以上走って連対なしのコース適性が見劣る馬、または1600m以上連対なしの距離実績がない馬を除くと[7-3-0-0]。
今年から
フェブラリーSの前に
ステップ戦として設置された左回りGII
東海S(昨年までは5月開催)が本番でどう反映されるかは未知数だが、少なくともコース形態の類似(中京競馬場のダートコースの直線約411mは東京の約502mに次いで2番目に長い、また直線約2mの登り勾配)から関連性が深まることは間違いない。