【ダンスの息子】これがやっぱり、血統馬ということなんだろう。
マンインザムーンの、新馬戦の走破タイムは、ある意味歴史的な(遅いという意味で)、2分11秒3で決着(2000m・2着)。しかし次走で一変、同じ中山の2000mを2分1秒8で快勝。一週前の
弥生賞が2分1秒0、年明けの
京成杯・2分2秒3と比較すれば、いずれどこかでクラシック組と交差する日が来るだろうと思っていたが、
山吹賞2着で、血統馬たる所以を示して見せた。ハミ取りの甘い、スタミナ型ののん気者。広々とした東京2300m替りもいい。開幕週のぶん、対抗としたが、大勢が決したあととはいえ、ブリリアントの、
山吹賞の上がりは33秒7。坂上からの伸び脚は迫力満点だった。
ネコタイショウの前走・2分3秒3は、同日の古馬500万を0秒5上回る、実は快時計。半兄の
ネコパンチに準ずるポテンシャルあり。
ポップアップハートは、498キロに増量して2400mの梅花賞を3着。自分で競馬を作れない弱みがあるが、
サンバジーリオは東京2400mのゆりかもめ2着馬。