【上昇一途】切れ味勝負なら
ロンギングダンサーだ。11秒8-11秒6-11秒5(3Fは34秒9)というレースラップを0秒6上回る、上がり34秒3で一閃。中山の急坂を、目の覚めるような加速ラップで登板。抜け出してからは遊ぶ余裕もあった。適度に間隔をあけ、調教過程も精緻。V2態勢は整った。二の筆頭には
ファルスターを見直し。二走前・1分46秒6は、ふたクラス上の同日の準OPと0秒5差。前走の
陣馬特別は、明らかに距離が長い2400m。スタミナ負けを喫したが、しぶく0秒2差。状態がいいからこそ、あの距離でも抵抗できた。
スーパームーンも、10月の東京で1分46秒6・上がり33秒5。経験の少ない57キロのぶん、三番手としたが、当該コース適性の質は高い。
ミエノゴーゴーは、戸崎騎乗で
ワンステップアップ。東京マイルを最速の末脚で上がってきたのなら、1F延長もOKと、鞍上も前走後にコメントを残している。
アルキメデスも、乗り込みは質量ともに万全。