11R

毎日王冠

15:45発走 / 芝1800m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 東京 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 11頭
本賞金:6000,2400,1500,900,600万円
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 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走G1出走馬をのぞく、前走が4番人気以下かつ3着以下だった馬
※東京過去10年[0-0-1-25]
●2012年該当馬→サンライズプリンス(10着)、ネオサクセス(15着)
○2013年該当馬→タッチミーノットボレアスミッキードリーム

・前走1番人気馬と前走海外組をのぞく、前走でG1&G2以外に出走していた馬
※東京過去10年[0-0-3-40]
●2012年該当馬→タッチミーノット(3着)、ダノンシャーク(5着)、サンライズプリンス(10着)、スマイルジャック(13着)、ネオサクセス(15着)
○2013年該当馬→ボレアスエキストラエンドクラレントミッキードリームレッドスパーダ

・最内枠を引いた馬
※東京過去10年[0-0-2-8]
●2012年該当馬→シルポート(14着)
○2013年該当馬→ダークシャドウ

2012年残った馬→カレンブラックヒルジャスタウェイリアルインパクトグランプリボスストロングリターンダノンヨーヨーエイシンフラッシュトーセンレーヴエイシンアポロンフェデラリスト

【2012年結果】
1着:カレンブラックヒル(○)
2着:ジャスタウェイ(○)
3着:タッチミーノット(×)

2013年残った馬→ショウナンマイティエイシンフラッシュコディーノジャスタウェイ

2013年下半期[星取り表]:◎○○●●●●●◎●△●●△

井崎:一瞬ヒヤッとするも、終わってみれば完勝。ハクサンムーンも強かったけど、それ以上にロードカナロアが強かったということか。うん、いいレースだったな!

須田:で、3着にはマヤノリュウジンが激走して、こちらはヌケ。馬連・馬単は的中できましたが、それでも先週は残念ながら「△」という結果となりました。

井崎:マヤノリュウジン、4項目くらいで消しまくってたもんなあ(笑)。というわけで、このトリガミは仕方がない。気分を切り替えて、次へ行くとしよう。

須田:次にまともな的中が見られるのって、いつなんでしょうねえ……と遠い目になってしまいましたが、今週は天皇賞(秋)の前哨戦、毎日王冠がお題レースです。

井崎:昨年は16頭立てだったけど、今年は11頭立ての少頭数。いっけん簡単かなと思ったんだけど、これが考えれば考えるほど難しい。いまだに迷ってるくらいだよ。

須田:でも、実績面から絞り込む最初の消去ネタに関しては、とくに問題ありませんよね? 好走率がかなり低い上に、怖い馬を無理やり消してるカンジでもないですし。

井崎:そうそう、消去ネタの精度に関しては、今回それほど心配はしてないんだよ。二番目のネタにしても、前走G1組とG2組が圧倒的に強いレースであるのは間違いないし。

須田:重賞勝ちからのローテで出走してくるクラレントレッドスパーダの「消し」はちょっと気がかりですけど、前走G3組という時点で厳しいですからねえ。

井崎:今年の場合は少頭数だから、3着あたりに突っ込んでくる可能性なら十分あるんだけどね(笑)。でも、連対はやっぱり厳しいんじゃないかなあ。

須田:そして最後が、まるでダークシャドウピンポイントで狙ったかのような「最内枠消去」ネタ。なるほど、堅そうだから5頭残しでは厳しいと思ったと……。

井崎:いやいや、ちゃんと調べてデータから導き出した結果だから! それにダークシャドウって一昨年の勝ち馬でもあるわけで、そうそう気軽には消せないだろ?

須田:では、その論拠をお聞かせ願いましょうか。まさか「ホワイトハウスが揉めてるから1枠は消し」とか、そんな理由では!?

井崎:そう、政府機関の閉鎖問題でオバマ政権が……って、違うよ! 毎日王冠で最内に入った馬って、前走宝塚記念組しか来てないと思うんだが、須田クン調べてみてよ。

須田:えーっと……07年3着のダイワメジャー、10年3着のネヴァブションと2頭の好走馬が出ていますが、確かにいずれも前走宝塚記念組。でも、論拠が薄くないですかね?

井崎:内枠がマイナスになるコースではないし、それは認める。でもまあ、そんなことを言い出したら、このコラム自体が成立しなくなるからな(笑)。

須田:さらに言えば、井崎センセイ自体が「お気楽系データ予想家」という、世にも珍しい立ち位置の人ですからねえ。さて、今週もどうなることやら。
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予想印
5ショウナンマイティ(1人気)
10ジャスタウェイ(6人気)
11レッドスパーダ(7人気)
9コディーノ(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

10

2通り 各2100円

馬単BOX

5

11

2通り 各1000円

馬単BOX

5

9

2通り 各1000円

馬単BOX

9

10

11

6通り 各300円

東大ホースメンクラブの見解

 日曜日の東京メインは、秋の古馬GIを占う上でも大変重要な、毎日王冠(GII)です。過去の傾向に基づきつつ予想していきたいと思います。

 毎日王冠は、前走GI組が過去10年で8勝と地力の違いが如実に表れるレースです。今年は特にGIでも好走歴のあるメンバーが揃いましたから、紛れは無いと見ます。

 本命にはショウナンマイティです。11年の鳴尾記念から8戦連続で3着内、さらに、うち6戦で上がり最速と信頼に値する成績を残しています。また、1800mは4戦で連を外しておらず、ベストの距離でしょう。13年産経大阪杯(2着)でタイム差の無かったエイシンフラッシュ(3着)と斤量が2キロ差になるのもポイントです。32秒台をマークしている強烈な末脚に期待します。

 対抗はジャスタウェイです。昨年の当レース2着馬で、同舞台の13年エプソムCでも2着であるように、得意とするコースです。スタートがネックですが、11頭立ての今回は捌きやすくなるでしょう。32秒台の末脚を持っている点はやはり魅力です。

 3番手にはレッドスパーダです。春から5戦目となりますが、前走プラス10キロで重賞制覇しているように、消耗を感じさせません。今回は、同型馬が見当たらず楽に先行できそうなので、前走新潟外回りの直線を粘り通した、しぶとい脚に期待します。

 最後に、同舞台の東スポ杯2歳Sで鮮烈な勝利を飾ったコディーノを押さえます。

東大ホースメンクラブ PANYA

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複

5

-

9

-

11

1点 3000円

3連複軸2頭流し
軸1

11

軸2

9

相手

1

10

2通り 各2000円

3連単1着2着流し
1着

9

2着

11

相手

1

5

10

3通り 各1000円

望田潤の見解

 種牡馬キングカメハメハは配合に素直で様々なタイプの活躍馬を出すが、コディーノはこの牝系特有の前向きな気性と俊敏な小脚がきれいに表現されていて、デビュー当時から伯母のシンコウラブリイとイメージを重ね合わせて書いてきた馬だ。
 ベストは1800mで東京ならばスローがベター、ここは凄い反応で抜け出した東スポ杯の再現とみた。

 ショウナンマイティも東京1800mはベスト条件と言っていいが、こちらは次をにらんでの始動、スローになったときに届かずのケースはある。

 レッドスパーダはナスキロ柔い体質なので東京は向くし、母系にスタミナの血が入らないのでとにかくスローに強いから、これも条件は揃っている。1800mはスローならOKだろう。

 エイシンフラッシュは2000mは欲しいし、ダークシャドウジャスタウェイは爆発力で一歩譲るか。

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

5

-

6

1点 4000円

馬連流し

9

相手

5

6

2通り 各3000円

高橋学の見解

GII格付けのS59年以降の29年間から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。

エキストラエンド…前走条件戦使用馬は、同時期開催の京都大賞典も含み、過去30年で[1-2-1-27]。このうち、年内の芝連対率が5割以上の好調馬や前4走内(5月以降)に芝重賞戦で0秒3差内の好走がある馬を除くと[0-0-0-18]。

クラレント…前3走内に1600m以下芝を2回以上使用の斤量56キロ以上馬のうち、

(1)過去に1600m以上のGI戦で0秒3差内の好走歴があり
(2)1800m-2000mの中距離戦で連対が4回以上あり
(3)前2走内に重賞戦1馬身以上1着または準OP・OPの1800m戦で2馬身以上快勝あり

以上の3項目のどれもクリアしていない馬は[0-0-2-14]。H9年、クラレントと同じ前走GIIIエプソムC1着(クビ差)のタイキマーシャルが、東京芝[2-3-0-0]のコース実績を生かせず7着敗退だった。

ジャスタウェイ…1800mを4回以上走って0勝は、前2走内にGI戦連対の実績がある馬を除き[0-0-0-21]。

タッチミーノット…前4走ともGII以下戦で連対を外していた馬は[0-0-3-31]。

ダークシャドウ…前3走とも1600m以上芝で着外(4着以下)は[0-0-7-41]。

ボレアス…前3走内にJRAの芝重賞戦で3着内の好走がない芝2勝以下の実績不足馬は[0-0-0-15]。

ミッキードリーム…夏7月以降に3戦以上消化して前走敗退は[0-0-3-33]。

レッドスパーダ…前3走内に芝のGI戦3着内またはGII戦連対がない7歳以上の高齢馬は[0-0-5-22]。

□GI戦好走馬
前走年明けの日本の芝GI戦、1-5人気支持で3着内の好走をはたしていた斤量59キロ以下牡馬のうち、

(1)安定…前3走内にGII戦で掲示板外6着以下・GIII以下戦で連対外がないこと
(2)斤量…前走比3キロ以上も斤量が増加していないこと
(3)体重…休養明けにもかかわらず体重が6キロ以上減っていないこと
(4)連対…全成績の連対率が4割を割っていないこと

以上の4項目すべてをクリアしていた馬は[5-1-2-0]。
ショウナンマイティ、当日の体重「6キロ以上減」がなければオールクリア

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

1

-

2

1点 5000円

ワイド

1

-

4

1点 4000円

ワイド

2

-

4

1点 1000円

三田明太の見解

 指数的にはエイシンフラッシュショウナンマイティがやや抜けているが、2頭とも天皇賞・秋に向けた叩き台のムードが強いだけに、指数的には純粋に東京1800の高速上がり勝負に向くタイプを狙いたい。

 本命はダークシャドウ。昨年から人気を裏切る競馬が続いているが、指数的には高速馬場のワンターンコースを差す形がベスト。条件的には前走の安田記念も向いていたはずだが、前半3F・33.9秒のペースを5番手で楽に追走できたところを見ると、結果論ではあるが距離短縮を意識した初ブリンカーが裏目に出た形か。今回は間違いなく控える競馬になると思うが、前走でマイルの速いペースを追走しているだけに、極端に置かれることはないはず。高速馬場を差す形なら、指数的にはまだ見切れない。

 馬券的には極悪馬場の函館から自己最高指数をマークしている当舞台に替わるタッチミーノット、格上げ戦の高速馬場でさらに化けそうなエキストラエンドに絞って妙味を狙いたい。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

4

6

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

10

相手

1

4

6

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

9

相手

1

4

6

10

11

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】ショウナンマイティは第一線で堅実なレース振り。やや展開に頼るところもあるが末脚抜群で差し切りに期待。ジャスタウェイは昨年の2着馬。コース適性上々で仕上がりも良好。クラシック戦線の主役の1頭だったコディーノは仕切りなおしの1戦で活気十分。実績NO.1エイシンフラッシュも態勢は整っている。ダークシャドウも健在で、エキストラエンドレッドスパーダも上位進出が可能。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【出直し】コディーノの俊敏さと記録の価値を、1800mの毎日王冠で改めて問いたい。起点となる札幌2歳S・1分48秒5は、同レースの従来の記録を0秒6も更新するレースレコード。能力がダイレクトに時計となって表れる、東京1800mの東京スポーツ杯を1分46秒0でレコ勝ち。2歳秋の時点で、毎日王冠と1秒差で駈けている。朝日杯FSは、3コーナーで外に持ち出すと、一気にハミをとって動き出すロスがありながら、レースレコードタイの2着。上位2頭に0秒3差と力負けはしたが、皐月賞の1分58秒0という決着タイムは、古馬混合の中山2000mのレコードだった。さて、前向きすぎる気性をどう抑えるか。思えば、小回り中山のマイル・57秒3というHペースの朝日杯を使ったことが影響したか(陣営には、それを乗り越えて欲しい--乗り越えられるという思いもあったろうが)。気性が尖り、最大目標にして、残るダービー。馬体と気持ちを制御できず、9着と惨敗してしまったが、ひと夏をリフレッシュ(この馬こそ、リフレッシュという言葉があてはまる)。競馬と言うのは、いざ当日のパドック・実戦を見るまでは、落ち着きを取り戻したかはわからないものだが、それでも20キロ増と言われる馬体の造り。そして一連の調教過程に進歩はうかがえる。皐月賞に至るまでの時計=能力の軌跡は、居並ぶ年長馬たちの3歳時の記録よりは遥かに上。東京1800m、天皇賞路線で、改めて適性と真価を問いたい。安田記念2着馬ショウナンマイティを相手に、まずは能力比べ。昨年の宝塚記念・2分11秒4の3着や、オルフェーヴルに食い下がった今春の大阪杯2着で、GI級の能力を確認できていたが、安田記念を1分31秒5。上がり32秒8の破壊力に資質の在り処を再確認。あくまで目標は次走の天皇賞だろうが、一週前にCWで79秒0をいっぱい。直線もビシリと追えたことで、従来の休み明けより息は整った。レッドスパーダには、8月の関屋記念を使ってきた順調さ、単騎逃げの展開の利。ブリンカーを着用するようになって、仕掛けどころも鞍上の意のまま。東京マイルがこなせるのなら(3勝)、1F延長の1800mもギリギリ我慢できる。惑星はダークシャドウ。平成23年の1分56秒2・0秒1差2着の天皇賞の輝きを思うと、この二年間のアレコレはどうか。パドックで見ても、どこか腰に力がなく、馬体の張りや覇気も今一つの感じがしていたが、今回の週刊誌の写真は、背中と後肢をまっすぐに見せ、立ちに力強さが出ている。エプソムC優勝馬クラレントは、天皇賞にメドを立てるためには、GIIの毎日王冠で勝ち負けにならないと厳しい。そのぶん他馬よりも、陣営も仕上げている。ジャスタウェイ陣営の意識も、クラレントに近いものがある。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

5

6

9

12通り 各400円

3連単BOX

1

5

6

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

5

7

10

11

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

5

7

10

11

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎コディーノは「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」という組み合わせ。母ハッピーパス京都牝馬S(G3)の勝ち馬で、シンコウラブリイ(マイルCSなど重賞6勝)の半妹にあたる良血。以前手綱を握っていた横山典弘騎手が「瞬間移動」と表現した瞬発力が最大の武器で、反面、引っ掛かるところがあるので期待ほどの成績は残していない。ただ、ライバルエピファネイアがひと夏を越して精神的に成長し、神戸新聞杯で折り合い面に進境を見せて楽勝したように、この馬も同様の競馬ができる可能性がある。前走の日本ダービー(9着)は馬体細化に加えて距離が長かった。参考外のレースだろう。本質的には1600-2000mが合っており、中山よりも東京のほうがいいタイプ。ベストパフォーマンスは昨年秋に当コースで行われた東京スポーツ杯2歳Sで、スパッと切れてレコードで駆け抜けたレースぶりは圧巻だった。春シーズンに重賞を勝たなかったことにより別定重量の加算を免れ、54キロで出走できるのは大きい。休み明けの古馬が天皇賞・秋を見据えた仕上げだけに、ラストの決め手勝負になれば付け入る隙はあるはず。

 奥田隆一郎の予想

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予想印
1ダークシャドウ(3人気)
5ショウナンマイティ(1人気)
7クラレント(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

5

1点 5000円

馬連流し

7

相手

1

5

2通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎ダークシャドウは、一昨年の毎日王冠(G2)の勝ち馬。同コースでは11年エプソムC(G3)を制し、直結コースで天皇賞秋(G1)を連対している。東京芝コースを得意にしており、東京芝で9戦5勝(6連対)の東京巧者。休み明けの好走実績も多いため、得意コースの緒戦は狙い目となる。

穴馬の見解:▲クラレントは、直結コースの東京芝1600mで施行された富士S(G3)と東京新聞杯(G3)を制した。前走は、同コースにてエプソムC(G3)を勝利。その前走は3角2番手からの先行策で押し切ったが、開幕週の今回も先行できるのは好材料。東京芝の距離1800m以下で重賞3勝、ベスト条件となるため勝ち負けできる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 迎えて64回目。下手な新設G1よりも長い歴史と高い格式を誇ります。秋競馬到来を告げる府中開幕週の名物レースです。

 天皇賞への最重要ステップレースで、出走メンバーのレベルも高く、求められる実績面のハードルもまた高くなります。また、一時期は3歳馬が苦戦する傾向がありましたが、過去3年で3歳馬が5連対と、様相が一変しています。近年は競走馬の開花が早くなっているので、3歳馬だからといって割り引く必要はないでしょう。

 クラレントは今年に入って東京新聞杯エプソムC勝ち。昨秋には富士Sも制していて、通算で重賞4勝のうち3つが東京コースという府中巧者です。重賞を勝ちまくっているのに、ここはグレード別定なので56キロで出走できるのは有利です。叩き良化の傾向はありますが、得意コースならば久々でも恥ずかしい競馬にはならないでしょう。

 ショウナンマイティ大阪杯オルフェーヴルの2着で、安田記念ロードカナロアの2着。世界のトップクラスと小差の競馬を続けていて、底力ではメンバー随一の存在です。追い込み脚質ゆえに勝ち味の遅さがネックですが、頭数が落ち着きそうなのはプラス材料です。

 ジャスタウェイはここに来て出遅れ癖が出て、なかなか重賞を勝ちきれませんが、近2走はいずれも最速上がりで追い込んで2着と、ピークに近い体調を維持しています。今回は柴田善臣騎手への手変わりで、違った面が引き出されるかもしれません。

 コディーノは折り合い面の難しさが出て春は無冠に終わりましたが、今回は圧勝した東京スポーツ杯と同じ条件ですから、一変があって不思議ありません。エイシンフラッシュはもう6歳なので、休み明けからいきなり全開というわけにはいかないかもしれませんが、実績面では断然の存在ですし、東京1800も守備範囲です。関屋記念で復活したレッドスパーダ、素質開花のエキストラエンドまで押さえます。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券