本命はサトノギャラント。前走は負けてしまったものの最後は狭い内につっこみ、ゴール後も脚は全然止まっていませんでした。小頭数で楽に走れそうな今回は強い競馬ができるでしょう。大いに期待します。

　対抗はアスカクリチャン。この馬も前走は負けてしまったものの、タイム的には勝ち馬と0.1秒差と大きくは負けていません。しかし、今回は斤量が一気に増えるので評価を落とします。

　3番手評価はマルカボルト。重賞でも掲示板前後の活躍はしておりこのメンバー相手なら上位争いが見込めそうです。ただ、上の2頭との実力差はかなりあるでしょう。

　4番手評価はピュアブリーゼ。今回と同じ斤量を背負った重賞で3着に入った経験があります。ここでも3着争いぐらいになら十分絡んでくるでしょう。

　5番手評価はモンテエン。最近は少し調子が悪かったですが間を少し空けて立て直しているかもしれません。少しだけ怖い存在です。

東大HC　おにぎり

【軸不動】能力高いサトノギャラントは休み明けも仕上がり良好。東京替りもプラスで決めたい1戦。モンテエンは動き軽快で状態前走以上。少頭数プラスで逆転十分。アスカクリチャンは59kgカギも充実振りがうかがえる。マルカボルトも底力そん色なく上位の候補。タムロスカイとピュアブリーゼも状態良好で押さえに加えたい。

【東京は4勝】サトノギャラントは、スプリングSを、最速の上がりで4着。皐月賞6着入線した、スティンガーの仔。ノベンバーS・1分45秒8は、開催こそ異なるものの、毎日王冠とは0秒8差。時計レベルにおいても、GIIIくらいは視野に入っているし、東京の1800mを、最速の上がり・33秒4で差し切ったのなら、1F延長の2000mもOK。ちなみに東京は、[4001]という巧者。当面の目標はマルカボルト。叩き良化型、今回が休み明け三戦目。条件戦とはいえ、57・5キロを背負い、東京1800mに1分46秒0・2着がある。タムロスカイは、今春のメイSを1分45秒2で完勝。アスカクリチャンは、さすがに59キロだと連下死守がいっぱい?脚元に不安を抱えるモンテエンは、常に一発必中の仕上げ。

　日曜メインは秋華賞が難解でどこから手を付けていいか分からず、アイルランドトロフィーはどう考えても予想が堅くなってしまうという印象。秋華賞についてはおおまかに金曜コラムで書いたので、ここでは東京の方にしよう。

　アイルランドトロフィーはいまの条件になってから準オープン勝ち直後の馬が勝つケースが多いが、今年は該当馬なし。他の臨戦過程を見ても、重賞組オープン特別組ともに前走着順の良い馬が優位で、かつ前者がより優位という「当たり前じゃん」という結論しか得られない。ある意味、競馬初心者の気分で普通に予想するのが良いレースだ。

　◎サトノギャラントは函館帰り。函館から中央場所に戻ってきた馬のその後を追ってみると、函館での結果がそのまま次走に反映されている印象で、ダメージやらなんやらを心配する必要はない。ここは◎から馬券を絞って。

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