11R

アルテミスS

15:35発走 / 芝1600m (左 B) / 天候:曇 / 馬場:良
5回 東京 1日目 サラ系2歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 18頭
本賞金:2800,1100,700,420,280万円
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸1頭流し

5

相手

2

3

4

7

6通り 各1000円

東大ホースメンクラブの見解

 今週土曜日の東京競馬場でのメインレースは二歳牝馬限定の重賞競走のアルテミスステークスです。

 本命にはマーブルカテドラルを推します。前走の芙蓉ステークスでは牡馬相手に勝ち、前々走の新潟二歳ステークスでも先行馬で唯一掲示板になっており力があります。今回はデビュー戦で勝っている東京コースで、距離も前走、前々走と経験している距離なので問題ありませんので、この馬を軸とします。

 対抗にはツクバアスナロです。デビュー戦では勝ち馬に離されてはいますが二着に入っており、前走の未勝利戦では不良馬場という条件ではありましたが、先行馬が上位を占める結果でしたが、後方からのレースで快勝しています。未勝利戦で見せた末脚は魅力的で、今回初めての東京コースですが、同じ左回りの新潟コースを経験しているのでとくに問題はなさそうです。

 三番手にはニシノミチシルベです。前走のサフラン賞では展開に恵まれた部分もありますが、後方から良い末脚で二着と好走しています。前走、東京コースを経験して好成績を残しており、今回もほぼ同じ条件なので期待します。

 押さえには札幌二歳ステークスで牡馬相手に好走したマイネグレヴィルとデビュー以来安定した成績を残しているパシフィックギャルです。

東大ホースメンクラブ キャラメル

 望田潤の予想

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予想印
15セレナビアンカ(15人気)
5マーブルカテドラル(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 5000円

馬連

5

-

15

1点 2000円

ワイド

5

-

15

1点 5000円

望田潤の見解

 ◎セレナビアンカアヴェンチュラと父(ジャングルポケット)と牝系(ムーンマッドネス)が同じで、配合もヌレイエフ≒サドラーズウェルズ3×3とホーンビーム≒サンセット4×5と二つの3/4同血クロスを駆使していて面白い。
 前走は裏開催の未勝利戦にしてはメンツが揃っていたし、あの勝ちっぷりならばここでも先物買いしたくなる。

 ○マーブルカテドラル新潟2歳Sで◎にしたように素質や能力は評価してきたし、斬れと機動力を兼備した弱点の少ない好マイラーで、軸としての信頼度ならこれだろう。

 クリスマスはヘイローのニアリークロスで体質が柔らかく手先が軽い走りが印象的だが、ブラッシンググルーム系の牝馬は短気な性格に出ることが多く、トムロルフやレッドゴッドの影響が強い短距離寄りの体型と気が良すぎるレースぶりは“しなやかなサカジロロイヤル”というイメージで、東京1600mとなると斜めに構えたくなる。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

1

1点 2000円

複勝

1

1点 4500円

馬連流し

1

相手

3

4

5

6

17

5通り 各300円

3連複軸1頭流し

1

相手

3

4

5

6

17

10通り 各200円

井内利彰の見解

 昨年から新設された重賞。よって、過去の調教傾向も参考程度ということになりますが、昨年、このレースにした栗東所属馬は5頭。そのうち、坂路単一調教馬は4頭でしたが、以下のような成績でした。

 コレクターアイテム(標準多め坂路)/1番人気1着
 ウインプリメーラ(標準多め坂路)/7番人気3着
 エイシンラトゥナ(標準坂路)/5番人気4着
 ビリオネア(乗込坂路)/10番人気9着

 全馬、人気以上に走っていますし、強さが標準以上であれば掲示板、そんな見方もできます。追い切り本数の多い2頭が馬券圏内に入っていますが、牝馬限定重賞なので、運動量はそこまで必要ないはず。今年は栗東所属の坂路単一調教馬が2頭しかいませんが、いずれも標準坂路。これでも大丈夫だと判断しました。

 ◎プライマリーコード。最終追い切りは4F時計が遅くなりましたが、フットワークが大きくて、坂路では時計が出ないタイプ。正直、15-15くらいの時計しか出ていないと思いましたが、ラスト1Fは12.8秒。瞬発力はなく、同じ速さを長く持続できる、そんなタイプだろうと思います。

 よって、このレースでも先行することは必須。それにうってつけの枠順ですし、佐々木晶三調教師によると、三浦皇成騎手も、切れない脚質だということは、前走で把握済みだとか。距離を考慮して、ペースを落とそうとするクリスマスに並びかけて、脚を使わせることができれば、直線先頭に立っているのは、この馬です。

1.プライマリーコード
今回:標準坂路
前回:標準坂路

2.マイネグレヴィル
今回:軽目坂路
前回:馬ナリ平均トラック

3.ニシノミチシルベ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準坂路

4.パシフィックギャル
今回:標準併用
前回:乗込併用

5.マーブルカテドラル
今回:標準トラック主体
前回:標準併用

6.ヴィスビー
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

7.ツクバアスナロ
今回:標準トラック主体
前回:馬ナリ平均坂路主体

8.サクラパリュール
今回:標準坂路主体
前回:標準併用

9.ハツガツオ
今回:標準トラック
前回:急仕上げトラック

10.ヤマニンアリエッタ
今回:乗込併用
前回:標準併用

11.クリスマス
今回:標準少めトラック
前回:馬ナリ平均トラック

12.バウンスシャッセ
今回:乗込併用
前回:標準トラック

13.マイネグラティア
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均坂路

14.ハッピーベリンダ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック主体

15.セレナビアンカ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

16.ミュゼリトルガール
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

17.マユキ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

18.ダイワソフィー
今回:乗込併用
前回:馬ナリ平均坂路主体

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

2

3

5

11

16

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

3

相手

2

5

11

16

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

18

相手

2

3

5

11

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ハッピーベリンダは使われつつ力付け前走快勝。短期放牧挟み気配上々で好勝負期待。ニシノミチシルベは位置取り悪くした前走でも2着。動き軽快で逆転十分。新馬戦快勝のダイワソフィーは上積み十分。札幌2歳S2着と惜しい内容のマイネグレヴィルも争覇圏。マーブルカテドラルも連勝のチャンスがあり、ミュゼリトルガールも潜在能力はそん色ない。函館2歳Sの覇者クリスマスは距離延長がカギ。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【筋金入り】クリスマスは、初陣の函館の芝1200mを1分9秒3のレコード勝ち。開催3週目の適度に踏みならされた馬場で、1000m通過は57秒3。そのハイラップを自身が演出し、最後の2Fも11秒2-11秒9と緩みなし。後続に7馬身差圧勝とくればスピードの絶対値が違う。次走の函館2歳Sはプラス8キロと馬体を増やし、内の出方を見ながら二番手で折り合い、直線入り口では後続の脚色をチラ見しながら最後は流す余裕。2歳早期の短距離デビュー馬は、「早い」もしくは「速い」だけの早熟というイメージが強いけれど、ナリは小さくとも血統は筋金入り。父バゴビッグウィークを、母の父ステイゴールドオルフェーヴルという菊花賞馬を世に送り出している。スピード色は確かに濃いが、1600mまでは守備範囲とみた。対抗はマーブルカテドラル新潟2歳Sは、勝ち馬は別格として、2着とはハナ・クビ・ハナ差の5着。「道中ハミを噛んでしまい、ステッキにも驚いていた」と、鞍上の田辺Jが幼さも指摘していたが、芙蓉Sは坂下から一気の快勝。ちなみに芙蓉の上がりのレースラップは、11秒7-11秒6-11秒9(3Fは35秒2)。対する自身のソレは34秒8。中山の急坂を加速ラップ気味に登板。記録面においても、重賞レベルに競馬が習熟している。本質的には中距離馬のように思うが、割って入ればマイネグレヴィルのパワー。牡馬混合のコスモス賞を僅差の3着、不良馬場の札幌2歳Sをクビ差2着に奮闘した地力とキャリアが一角崩し。パシフィックギャルも、マイルの速い流れに乗り切れるかどうかがカギになるが、ただメンディザバルの追い出しは隙がない。ダリア賞2着馬マイネルグラティアは、出発点は東京マイルの上がり33秒9にある。サフラン賞2着のニシノミチシルベも、東京マイルにまだ新味。連穴は、新潟マイルの初陣を、1分35秒8・上がり33秒8で2着のツクバアスナロ

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

2

4

11

12通り 各400円

3連単BOX

1

2

4

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

3

5

11

16

17

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

1

相手

3

5

11

16

17

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎プライマリーコードは「クロフネ×サンデーサイレンス」という組み合わせ。フサイチリシャール(朝日杯フューチュリティSなど重賞3勝)とは父が同じで母同士が全姉妹、という関係なのでほぼ同血といえる。母インディスユニゾンフサイチエアデール(重賞4勝)の全妹。その息子フサイチリシャールは2歳秋の東京開催で東京スポーツ杯2歳Sをレコード勝ちした。本馬もこの条件で力を発揮できるだろう。函館の新馬戦は評判馬キミノナハセンターなどを抑えて勝ち上がり、2戦目のデイリー杯2歳Sは1分33秒9という走破時計で5着に食い込んだ。芝1600mの持ち時計ではメンバー中1位となる。デイリー杯2歳Sの3着馬ピークトラム新潟2歳Sの3着馬でもあるので、両レースのレベルはほぼ同じだろう。新潟2歳S5着のマーブルカテドラルが人気の中心ならプライマリーコードでも十分勝負になるはず。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 阪神JFへの前哨戦として、去年新設されたばかりの重賞です。去年は2着のアユサンがその後桜花賞を勝つところまで出世しました。縁起のいいレースと言えるでしょう。

 その去年は、2歳戦では滅多に見られないようなハイペースになって、レコード決着で追い込み馬がワンツーしました。しかし、3歳重賞のクイーンCを見てもわかるとおり、東京芝1600mの牝馬限定戦は、スローペースになるのが普通です。去年は例外と考えて、器用さのある先行馬からはいるのが安全だと思います。

 マイネグレヴィル札幌2歳Sで2着。極悪馬場を先行しながら最後まで食い下がっての好内容で、世代上位の実力を持っていることは間違いありません。デビューから3戦して1800mを使われており、今回距離の短縮は課題になりますが、それよりもコースを問わない競馬の上手さを高く評価したいと思います。

 マーブルカテドラル新潟2歳Sで5着したあと、芙蓉Sを快勝。先行して速い脚を使えるレースセンスが光ります。新馬戦で東京コースを経験済みなのもプラス材料で、ここも好勝負になりそうです。

 パシフィックギャルはアスターが賞2着、芙蓉Sを3着とあと一歩足りませんが、大柄な牝馬ですから広い東京コースに替わるのは歓迎でしょう。馬体的にもまだ上積みが見込めます。

 ニシノアカツキは新潟の未勝利戦の内容が優秀。重賞で厳しい流れになった方がより持ち味が活きそうです。ツクバアスナロは腰に甘さが残っていてスタートが安定しませんが、長く良い脚を使える馬で東京コースでさらに良さが出そう。バウンスシャッセは道悪の札幌2歳Sを大敗しましたが、スケールの大きな馬であの一戦だけでは見限れません。クリスマス函館2歳Sの勝ち馬。函館の2戦は圧巻の内容でしたが、トレーニングセール出身の仕上がり早で、秋の中央場所でスピードが通用するかどうか。ここが試金石になります。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券