【相手探し】「いずれはスプリント重賞も視野に入る好素材」と、前走のセプテンバーSでも述べたプレイズエターナル。53キロの軽量にも確かに恵まれたが、中山の急坂を外一気に上がり32秒8と、切れに切れた。1分7秒4は、開催日こそ異なるものの、翌週のスプリンターズSと0秒2差。斤量もまだ54キロ。OP特別は一気呵成でいい。セントウルS4着のマイネルエテルネル。バーデンバーデンで同馬と接戦を演じたハノハノ。オパールS3着のメモリアルイヤーを順に置いたが、カラフルデイズ、ビウイッチアス以下、連下は小波乱。

　京都芝1200mは昇級緒戦の馬が通用しやすいコース……というのは私が勝手に提唱している馬券格言だが、ただ感覚で言っているのではなく、実際の裏付けもある。2003年以降、前走で下位クラスを走っていた馬がこのコースに出走した場合の回収率は単勝が126％で複勝が97％と高水準。勝率・連対率・複勝率はいずれも前走同クラス出走馬よりも高い。しかも、未勝利→500万条件や500万条件→1000万条件では回収率も平凡で、上のクラスにおける昇級組（＋格上挑戦組）の回収率だと単複ともに楽々プラスだ。

　ここは前走で条件戦を走っていた唯一の馬、◎プレイズエターナルから入ってみたい。これまで1200m戦は(4.1.2.0)で1400mが(0.0.0.3)。走ったクラスがそれぞれ違うが、1200m向きであることは明らか。距離に限界のあるタイプだけに、他のコースより直線平坦のここで買ってみたい。馬券は強気に1着固定で。

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【波乱含み】マイネルエテルネルを中心視。前走のスプリンターズSは14着だったが、さすがにGIでは厳しかったか。オープン勝ちがあり、適クラで巻き返す。メモリアルイヤーの前走は番手からになったが、しぶとく3着に粘った。叩いた上積みが見込め、前走より1kg減の53kgなら流れひとつで上位争い。プレイズエターナルは2連勝と素質開花の兆し。前走も鋭い末脚で差し切っており、決め手はここでも上位だ。メイショウデイムは30日に4ハロン50秒7の1番時計をマーク。