最終週となった東京競馬場での土曜日のメインレースはオープンクラスの芝1600m戦、キャピタルステークスです。

　本命にはサトノギャラントを推します。オープンクラスの勝ち経験はありませんが、近走安定した成績を残しており、重賞でも好走しています。またこれまでの五勝のうち三勝を東京の1600m戦で勝っており、この馬にとって絶好の条件です。枠も真ん中ととくに問題ないですしこの馬を本命とします。

　対抗にはレッドアリオンです。前走の富士ステークスでは、結果的に先行馬有利な流れとなってしまいましたが、後方からの馬では最先着しています。また今回の条件はNHKマイルカップで好走した条件で、これまでマイル戦で結果を残しているので今回も期待できます。

　三番手にはムーンリットレイクを推します。これまですべてのレースで複勝圏内に入っており、安定した成績を残しています。また東京コースでも好成績を残し、このクラスでも実績があります。今回は前走から半年近く間隔が空いているので、評価を少し下げましたが能力は上位です。

　押さえには前走重賞で好走したシャイニープリンスと近走人気薄ながら重賞で好走しているコスモネモシンです。

東大ホースメンクラブ　キャラメル

【軸不動】サトノギャラントは潜在能力重賞級。前走後もジックリ乗り込まれ雰囲気上々でここは勝利を収めたい1戦。メイケイペガスターは距離短縮プラス。休み明けカギも動き良好で逆転も。ムーンリットレイクは体質の弱さがあるも素質はそん色ない。スイートサルサも気配よく上位の候補。コスモネモシンも底力有り侮れず、コスモソーンパークとレッドアリオンも押さえておきたい。

【目指すべきはGIマイル】メイケイペガスターが、マイル路線で仕切り直し。共同通信杯･1分46秒0で突破したはいいが、勝ったことで、春は皐月・ダービー路線をチョイスせざるを得なかったか?。しかし、いかにもフジキセキ産駒然とした、気性の激しいマイラー。2000mの皐月賞は、一頭だけ異なるレースをしていたかのように、後方でポツリ(しかし上がりは最速)。

ダービーは、3コーナー手前で制御がきかず、11着惨敗…。1600mでも、まだ折り合いや追い出しどころに気を遣うだろうが、共同通信杯の記録をもってすれば、目指すべきはGIマイラー。その可能性をチョイスしたい。

サトノギャラントは、春先の多摩川Sを、上がり32秒5で串刺しにしたスティンガーの仔。1F短縮のマイルなら、ピタリとハマる。府中牝馬S3着のスイートサルサも、あのスロー・高速の上がりを、好位のポケットで脚をためることができた。鞍上の田中勝も、インパルスヒーローではなく、こちらにこだわりを示しての選択?

富士S組のシャイニープリンス、レッドアリオン、インパルスヒーローと、上位争いは重賞並みの激戦。

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