【力量互角】
ミッドナイトクロスには、現級突破の持ち時計あり。4走前の京都戦を1分8秒1の好記録で完勝。翌日の準OP・
桂川Sの勝ち時計は1分8秒7だったが、その時点でほぼ現級突破の時計の下地はできていた。何せ体重の増減が激しく、
テンションの維持が難しいタイプだが、前走の
山城Sでは33秒7という最速の上がりをマーク。今週から仮柵を設置したBコースに替わり、荒れたインを封印。良馬場の切れ味勝負なら中山でも同様の脚を使えるとみた。対抗には
サニーヘイローを抜擢。昇級後7、10着と結果を残していないが、マイル戦は折り合いに気を遣い、なし崩しに脚を使わされてしまう。6ハロンのス
プリント戦なら流れにも乗りやすく一瞬の脚が生かせるハズだ。戸崎騎手の手腕にも期待するところ大。
ジョーオリオンは、前走は出遅れが痛かった。しかし昇級緒戦を0秒4差。右回りに勝ち星がないのが気がかりだが、このクラスに目途が立てた。少し記録は古いが、
ダノンフェアリーは昨年1月の
サンライズSを、中山1200mを1分8秒0で現級勝ちした実力馬。上手くスタートを決めリズムよく先行できれば上位争いして不思議はない。
エトピリカは、
山城S、
うずしおSとも0秒2差に差を詰めてきた。着順も5、4着と上昇、クラス慣れが見込める。
ハノハノは昇級二戦目。中山は2着1回、3着1回。意外に坂は苦にしない。