日曜日中山のメインは春雷Sです。これといった抜けた馬が存在せず、難解なレースとなりそうです。日曜日は馬場の悪化が予想されますので、前残りになることを想定しておくのがよいかもしれません。

　本命はテイエムオオタカです。オープン特別の1200m戦では実績上位ですし、先行力があるのもプラス材料になると思います。

　対抗はクリーンエコロジーです。前走で敗戦した馬がほとんどの中、前走中山の1200m戦（1600万下）を勝ちあがってきています。昇級戦ですが、メンバー的にもいきなり好走できる可能は高いと思います。同じく前で競馬できるのも強みです。

　三番手はポアゾンブラックです。ずっとダートで使われきた馬ですが、前走初めての芝レースオーシャンS（G3）で、4着と好走しました。今回はメンバーのレベルも下がりますので、前走がフロックでなければ好走は必至だと思います。今回のレースで最も注目したい1頭です。

　押さえには、昨年8月以来の出走となる実績馬エーシンダックマン、前々走で中山1200mの1600万戦を勝ち上がっているボストンエンペラーを推します。

コイキング

【波乱含み】オリービンは気配上々。距離短縮カギも京阪杯でコンマ3秒の実績あり好転も十分。地力上位のテイエムオオタカはすんなり先行なら粘りを発揮。アフォードはしまい生きる展開で浮上。前走で距離メドのセイクレットレーヴも争覇圏。ボストンエンペラーは一息入れて気配上向き。アースソニックやニシノビークイックなども力をつけており侮れない。

【伏兵多し】キチキチのスプリンターにするには、まだもったいないと、短距離転向の時期をうかがっていたオリービン。しかし、前走の阪急杯は、ロードカナロア相手に、1000m通過が57秒2-1200m通過・1分8秒8という、タフなミドルラップを、2?3番手追走から、手一杯に粘って3着。もう1200mでも大丈夫。とかく不利を被りやすいタイプだが、鞍上には丁寧な横山典が跨る。当面の目標はテイエムオオタカ。暮れの阪神Cは、荒れ馬場での1000m通過が57秒0。さすがに道中は楽ではなかった。ただ、スワンS2着もある実力馬。今回はストレスの少ない、久々に関東圏での競馬となり、体調も戻している。一角崩しはアフォード。輸送競馬に難があったが、前走のオーシャンS・5着の末脚に村田も手応え。チークピーシーズを装着して、我慢強く末を繰り出せるようになったセイウンジャガーズ。乱戦向きのアースソニック、セイクレットレーヴ等、連下は波乱含み。

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