【ツヨシしっかりしなさい】勝ち馬は別格として、ラニカイツヨシは、菊花賞あと一歩の5着。3000mは少し長いかなと思っていただけに、ある意味納得はしたが、2200から2400mベースの距離なら、重賞の一つは手ごたえ。このコラムでも何度か記したが、6月の中京のレコ勝ちは、2000m通過が1分58秒9。よどみのない平均ラップを踏襲して、ラスト3Fのレースラップは11秒4―11秒5―11秒4。このレコードの底堅さが、飛躍の原点だ。ちなみに、調教は動かない。多少、急仕上げ気味だが、準OPなら足りる。メイショウカドマツ、ニューダイナスティの、同期4歳馬の前残りが本線。エーシングングンも、何か大仕事をやってのけそうな、破天荒さがいいね。

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【小波乱】ラニカイツヨシの昨秋の菊花賞は勝ちに行っての5着。久々でも自己条件なら勝ち負けだ。メイショウカドマツの前走は相手が悪かった。先行力があり上位に食い込む。ニューダイナスティは前々の競馬で粘り込みを図る。ひと叩きされたキャトルフィーユに、エーシングングン、マナクーラ、ロードラテアートを押さえる。