【桁が違った】
マイネルラクリマは、
福島民報杯を0秒6の大楽勝。2分2秒3の走破タイムは、ちょっと平凡云々を言う人もいるけれど、馬場差3秒はある不良馬場。勝ちっぷりも内容も、ちょっとモノが違った。もとより京都コースは、
金杯勝ちも含め[2000]。57キロに斤量は増えるが、フラットコースなら、まず末は鈍らない。逆転があれば
ヒストリカル。兄
カンパニー同様、資質発露に時間を要するタイプではあるが、昨春の
きさらぎ賞で上がり32秒8、前回の
六甲Sが33秒1。GI級のポテンシャルを、その時々に示している。伏兵は
ゼロス。ブービーに敗れたとはいえ、昨年の
皐月賞を真っ向勝負。
東風S2着は、決してフロックではない。
エアソミュール、
エーシンミズーリは、阪神の1800mを、ともに1分46秒台で快勝。ここが試金石だ。