【3歳馬にエール】やや乱暴な距離使いとローテに振り回され、ここが昇級となるエールブリーズだが、GIIIのファルコンS3着。続くマーガレットSが1分21秒4。5月の東京1400m戦・1分21秒2は、翌週の古馬準オープンを0秒5超。56キロを背負い、上がり33秒1という、鮮烈な末脚を駆使した好素材。前走の六社特別は、好発を決め道中は二番手。悠々の横綱相撲で後続を完封。デキにも自信があったのだろうが、川田も理想とするレース運びを手の内に入れた。昇級、京都替りも不問。オースミナインも、2歳12月に阪神マイルを1分35秒0で走破。この時点で、将来の準OP近くが見えていたが、皆生特別で上がり32秒9。休み明けの1000万を上がり33秒0で楽々と突破。3歳馬の上がり目を、同じく対抗にとった。マイネボヌールは、前走の敗因は出遅れ。デムーロなら、当然シュルードに巻き返してくる。ムラはあるが、清水2着のノーブルディード。1400m短縮でシルクドリーマーも一歩前進。

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【伏兵注意】オースミナインは休み明けの前走が着差以上に強い競馬。8戦して【3320】と抜群の安定感を誇っており、昇級でも好勝負になる。シルクドリーマーの前走は前が止まらなかった。現級3着の実績があり、流れひとつで前進可能。ティアップゴールドは使いつつ復調ムード。エールブリーズ末脚はこのクラスでもヒケを取らない。ニシノビークイック、ノーブルディード、マイネボヌールを押さえる。