11R

みやこS

15:45発走 / ダ1800m (右) / 天候:雨 / 馬場:良
5回 京都 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 16頭
本賞金:3500,1400,880,530,350万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

13

1点 2500円

馬連

3

-

16

1点 1000円

馬連

3

-

10

1点 500円

馬連流し

3

相手

9

11

14

3通り 各2000円

山崎エリカの見解

 JCダートの前哨戦というよりは、地方競馬の祭典JBCの裏開催色が一見強い今年のみやこS。JBCの前哨戦、レディースプレリュードで3着に敗れたレッドクラウティア、南部杯で3着に敗れたグレープブランデー、帝王賞ではJRA勢の中でビリ6着だったローマンレジェンドが参戦します。しかし、グレープブランデーは今年のフェブラリーSの勝ち馬、ローマンレジェンドは昨年の東京大賞典の勝ち馬です。

 また、新興勢力もダート路線に転向して上昇したブライトラインや昨年は伏兵の立場でしたが、ここへ来てパワーアップしたナイスミーチュー。そしてハイレベル3歳世代のインカンテーションケイアイレオーネとメンバーが充実しています。

 ◎は2歳夏から3歳春まではクラシックを目指して芝路線を歩み、ファルコンS勝ちの実績もあるブライトラインを推します。古馬になってからは重賞であと一歩足りないレースが続いていましたが、今年の4月の京葉Sでダートに初挑戦すると、想像以上の適性を示して3着入線しました。そこからはダートに路線転向。準オープンの麦秋S、オープンのマリーンSを続けて楽勝しました。
 その勢いを評価されてエルムSでは1番人気となったのですが、4コーナーでは勝ち馬フリートストリートに閉じ込められて直線でスムーズさを欠き、追い出しが遅れたために脚を余して3着と敗れました。マリーンSで自己ベストのPP指数をマークしたために、多少疲労もあったと推測されます。しかし、今回は充電期間をしっかり取りながら、緩めることなくしっかり調教を積んできました。先行馬にとって有利な内枠を引いたことも好ましいです。ダートのキャリアが浅いので、まだ大きな上積みが見込めます。ダート重賞制覇の大チャンスでしょう。

 ○は昨年の夏から一気に力をつけてマーキュリーC2着、エルムS3着と重賞でも好走するようになったグランドシチー。そして今春のマーチSでは鮮やかな追い込み勝ちを決めました。何回もダートで出走メンバー最速の上がり3Fタイムをマークしているように、追い込みに回ると決め手は強烈なものを持っています。
 今夏の復帰戦からは自信を深めたのか、勝ちに行く競馬を繰り返していますが、そのためにあと一歩足りない競馬が続いています。しかし今回は、京都の多頭数の競馬だけに自然と待機策になるでしょう。そうなれば春以前に見せていた豪脚が復活する可能性は十分です。

 ▲は芝を走っていた時期はあまり目立つところのある馬ではありませんでしたが、ダートに使われるようになって一戦ごとに充実したインカンテーション。春の沈丁花賞を圧勝して勢いがつくと、あっという間に3歳ダート重賞のレパードSを勝つまでに成長しまいました。
 前走のラジオ日本賞では2番人気に推されながら6着と結果が残せませんでしたが、4コーナー手前で前の馬が下がってくるときにスムーズさを欠いた面がありました。また、レパードSで激走した疲れもあったでしょう。しかし、レパードSで完封したケイアイレオーネが次走シリウスSを勝利しているように、能力は古馬に混じっても劣りません。疲れが抜けてさえいれば、十分勝つチャンスがあります。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

6

-

9

1点 1500円

馬連

5

-

14

1点 1500円

馬連

6

-

14

1点 1000円

馬連流し

9

相手

5

14

2通り 各2000円

馬連流し

9

相手

3

8

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

5番:やや余裕残しも、更に上昇。
6番:もう一張り欲しい。
9番:デキ万全。
14番:思ったより良くなっている。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【ひと泡】ジャパンCダートを見据えた、グレープブランデーローマンレジェンドのGI古馬が顔を揃えたが、ともに59キロ。次走を睨んだ前哨戦の意味合いが強いだけに波乱の要素は大。狙いは3歳馬インカンテーション濃尾特別の1分50秒5は、稍重という条件にしろ、翌週の古馬OP・ジュライSを0秒2超。レパードSの1分50秒3は、古馬OPのBSN賞を1秒超。古馬相手でも十分勝ち負けできる下地はでき上がっている。前走のラジオ日本賞は休み明け。勝負どころのポケットで、手応えよく追走していたが、インを突くか外に持ち出すか。大野に迷いもあったか。最終追い切りに跨るため、わざわざ栗東へと出かけたのも、忸怩たる思いの裏返し?(ちなみに調教は動かない)。4勝のうち3勝までが左回り。右回りに難がある可能性も考えられるが、55キロなら強豪古馬にひと泡吹かせられる。お手本はレパードS3着馬ケイアイレオーネシリウスSは思い切った脚質転換が功を奏したとはいえ、3歳世代の立ち位置と将来性を具現して見せた。シリウスS3着のグランドシチーも、58・5キロを背負い、いつにない積極策で0秒2差。今季の京都は時計が速く、本命にまでは推し切れなかったが、57キロなら好勝負。グレープブランデーローマンレジェンドは、冒頭にも挙げたように、今回は59キロを背負っての叩き台。主軸まではどうか。1800mがカギになるが、ブライトラインは、瞬発力とスピードの生きる時計勝負なら、大勢逆転の目まで。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

2着

6

14

相手

5

6

9

11

13

14

10通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

6

14

2着

3

相手

5

6

9

11

13

14

10通り 各500円

須田鷹雄の見解

 強さだけなら59キロを背負うG1馬2頭が抜けているが、かといってワンツーフィニッシュ間違いないかというとそこまでは言えない。グレープブランデーは休み明けにしても南部杯の内容がいまひとつだったし、ローマンレジェンドは59キロという絶対値に多少の不安はある。ここはなにかしら割り込む馬を探したいところだ。

 そこで◎ブライトライン。芝では完全に手詰まりになっていた馬が、ダートで新しい可能性を見出した。なにより魅力なのは、芝を走っていたときには見せていなかった先行力。ダートだと1200mでも前に行けるくらいなので、ここでも2-3番手は取れるだろう。

 京都ダート1800mは、クラスを問わず逃げ・先行タイプが有利なコースで、回収率的にはむしろ上位クラスのほうが先行タイプを狙う価値がある。今回は有力馬に差し・追込馬が多いので、◎は貴重な存在だ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
3ブライトライン(2人気)
13グランドシチー(6人気)
5ケイアイレオーネ(5人気)
10オーブルチェフ(15人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

5

10

13

12通り 各400円

3連単BOX

3

5

10

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

3

6

9

11

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

14

相手

3

6

9

11

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

6

相手

3

9

11

13

14

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【波乱含み】ケイアイレオーネの前走(シリウスS)は、上がり3ハロン35秒7の末脚で、鮮やかな差し切り勝ち。馬体にもボリュームが出て、16kg増も成長分だろう。脚質自在なタイプで、京都でも首位争いになる。グレープブランデーは今春のフェブラリーSを制覇。目標は次のJCダートだが、叩き良化型で休み明けの南部杯(4着)を使って前進を見込む。ローマンレジェンドは京都のダート1800mで4戦4勝で、昨年の東京大賞典を制覇。今年6月の帝王賞(6着)以来で59kgがどうかだが、力を出せる状態だ。シリウスS2着のナイスミーチューは、前走より1.5kg減の56kgを歓迎。インカンテーショングランドシチーブライトラインも圏内。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

 ジャパンカップダートへ向けた前哨戦として、4年前に新設された重賞です。G3戦ではありますが、実績馬の出走が容易なグレード別定になっていて、出走馬のレベルとしてはG2に近いものがあります。今年も本番に向けて見逃せないレースになりそうです。

 過去4年で1番人気馬はすべて連対を確保していますし、去年と一昨年は58キロを背負った馬が連対しています。直線に坂がない京都コースで行われるものの、レースレベルが高くなるため上がりも掛かり、最終的には底力の争いになる傾向があるようです。前走を見ても重賞をステップにした馬が大半で、実績面のハードルは高く設定した方がいいでしょう。

 グレープブランデーは今年のフェブラリーSの勝ち馬。前走の南部杯は骨折明けの久々で4着に敗れましたが、超がつく大型馬で元来が叩き良化型であることを思えば、織り込み済みの敗戦だったと言えます。59キロを背負うのは課題になりますが、距離が延びるのは歓迎ですし、京都でも2勝。さまざまな条件が好転して、今回は恥ずかしい競馬にはならないでしょう。

 ナイスミーチューはゴール前で強襲にあってシリウスS連覇はなりませんでしたが、早めに動きながら2着は確保して、この路線では実力上位であることを印象づけました。今回は叩き2戦目で斤量も1.5キロ減になりますから、少なくない上積みを計算できます。

 ブライトラインは断然人気のエルムSでは人気を裏切りましたが、道中で内に閉じ込められたことが敗因で、まだダートでは底を見せたわけではありません。好調の福永騎手には前走のリベンジを期待したいと思います。

 ケイアイレオーネは古馬初挑戦だったシリウスSを快勝。今回は斤量が増えるのが課題ですが、もともとの素質の高さを思えば、55キロならまだ気にする必要はないでしょう。インカンテーションは古馬初挑戦の前走は凡走しましたが、自分の競馬ができなかったのが敗因です。本来の先行策に戻れば、レパードSの再現も充分に考えられます。グランドシチーは脚の使いどころが難しい馬ですが、体調は安定しており、ここも展開ひとつ。ローマンレジェンドは帝王賞が意外な大敗で、仕切り直しの一戦になります。力量は認めるものの、休み明けの59キロも楽ではなく、抑えまでの評価になります。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券