【1800mなら
ウリウリ切れる】重馬場の
ローズSを、僅差の3着に粘った
ウリウリ。ならば
秋華賞でもと、当然の期待を集めたが、本来性格はピーキー。体重こそ6キロ増だったが、GI特有のざわついた雰囲気もあって、プツンと何かが切れた印象をもった。しかも、
秋華賞は1Fが長い2000m。0秒4差の10着なら、よしとしたい。前走後の乗り出しは11月6日と早い。
テンションを上げないよう、攻めも丹念。自己条件の1800mなら切れる。平坦の京都1800mは、
ラシンティランテの舞台でもある。
堀川特別は、気負いが先立ち、0秒4差にアゴが上がったが、鞍上にはガッチリガッツリのムーア。賞味期限の短い馬だけに、休み明け二戦目のここが勝負。
イリュミナンスは、
夕月特別3着で
秋華賞を断念。次走の
堀川特別は8着惨敗と、依然馬体維持に難を抱えているものの、ポテンシャル自体は
ウリウリと僅差。
武豊の丁寧にも一票を投じたい。二年前の秋ほどの活力はないが、
ビッグスマイルは、山中湖2着で地力は誇示。