【現級突破】元々発馬でゴトゴトするクセのあるフレイムオブピースだが、白嶺Sは最後方近くに位置し、直線勝負を余儀なくされた。上がり36秒2の脚は使ったものの、時すでに遅し。しかし、12月の阪神戦・1分50秒7は、前日の摩耶S(準OP)を0秒2上回る優秀さ(しかも後続に4馬身)。現級突破は、すでに見えている。東京遠征明けのミョーなストレスさえなければ首位有望。当面の目標は、エアハリファの先行力。ただ、1800mは微妙に長い。少しでも折り合いを欠くシーンがあると、岩田とは相性のいいジョーメテオ。グッドカレラの前残りを許すシーンも。

　準オープンは、このままずっとこのクラスに滞留する馬と、ここを通過してオープンに行く馬とが交錯するクラス。普通に考えれば後者のほうがいいと分かる話なのだが、前者もたまに2着や3着することもあるわけで、その次走・次々走はそれなりに人気になってしまう。しかし、実際にデータを採ってみると準オープン滞留歴の浅い馬とそうでない馬の間には成績差があるし、それ以前に春競馬においては4、5歳馬と6歳以上馬の成績差は相当に大きい。

　ここは△バトードールや△ジョーメテオのようなクラスの安定勢力をシルシ的には一枚下げ、昇級1戦から3戦目の4歳馬で重いシルシを固めたい。◎フレイムオブピースはダート再転向後の内容が良い。前回は芝スタートの1600mだったのがマイナスだと思うので、コーナー4つのダートスタートに戻ったここで買いたい。

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【波乱含み】エアハリファは8戦すべて3着以内。休み明け&トップハンデだが、阪神は2戦2勝と相性がよく軸で信頼する。フレイムオブピースの前走は出遅れながらも小差の3着。クラス2戦目で前進する。バトードールも現級の上位勢力。ジョーメテオは阪神コースも良績がある。ヴァンヌーヴォー、ファイヤーを押さえる。