【1分59秒1】ラブイズブーシェの前走・1分59秒1は、開幕週の1000万・壇ノ浦特別を0秒7超。もちろん、道中のペースや上がりラップは異なるけれど、三週目のパワー勝負の馬場での好時計。ハンデは55キロ、鞍上に再度中館を起用。昇級でもの狙いは十分立つ。潜在能力ならローゼンケーニッヒ。2000mでも、C・デムーロなら新味がある。ただ、ロードランパートも含め、距離不足を承知で「叩き台」として、このレースをチョイスした可能性も。ケンブリッジシーザ、メイショウイチバンにも連下チャンス。

　ハンデ戦とはいえ斤量差は小さい一戦。そうなるとこのクラスで既に好走歴のある馬が有利のように思えるが、実は格上タイプと呼べるような馬自体がいない。過去5走中2回以上このクラスで馬券に絡んでいる馬はゼロというメンバー構成だ。

　ならば、勢いだけでもある昇級組を頼るのがよいだろう。連勝で昇級してきた◎ラブイズブーシェから入る。未勝利のまま中央に残りローカル500万条件を走る選択をした同馬だが、それが大正解。一度使って失敗したダートをすぐに捨てたのもよかった。全兄ハリーアップも遅めの本格化から、500万条件1着→1000万条件1着→準オープン2着と一気に出世したことがあり、同様に晩成の雰囲気がある◎にもそれが期待できる。迷ったら若い馬(◎は4歳)、迷ったらクラス滞留歴の短い馬という条件戦における私のポリシーにも合う。自分で競馬を作れるタイプなので、常に悔いのない競馬もできる。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【小波乱】ローゼンケーニッヒの前走はスローで折り合いを欠いた。タメが利けば末脚はここでも互角以上だ。ラブイズブーシェは500万下を2連勝。メキメキと力を付けており、昇級の壁はない。メイショウイチバンの前走は外を回って小差の4着。立ち回りひとつで前進する。ロードランパートは前走が案外だが力は上位。叩き2走目で変わり身に注意したい。ケンブリッジシーザ、ヤマニンアーマーを押さえる。