【ガリレオ牝馬】ヴィルジニアが、オークスの権利取り。チューリップ賞は、キャリアの差に泣き、4着に敗れたものの、新馬戦の上がりラップ・11秒0-11秒1は鮮烈の一語。父は欧州3歳チャンピオンのガリレオ。強靭な四肢の踏み込み、トモの形容・・これが年明けデビュー馬かという、堂々とした立ち居振る舞いやハートの強さは、既存の日本馬の姿形や競馬の概念を打ち破る可能性に満ち満ちている。もちろんガリレオ産駒、距離延長は望むところ。勝って、オークスに名乗り。連れて、外一気を演じるのがゴッドフロアー。平坦小倉ながら、前走は圧巻のパフォーマンス。2分1秒3という時計の質もマズマズだ。カラフルブラッサムは、地元関西圏の競馬なら、体重増、巻き返しも可能。伸びしろはどうかだが、連下争いなら、オーキッドレイ、ナンヨーユナの君子蘭組も差はわずか。

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【小波乱】ヴィルジニアは新馬勝ち直後のチューリップ賞で4着。前残りの中、末脚を伸ばして3着馬にクビ差まで迫った。オープン特別なら首位争い。カラフルブラッサムの前走は中山への輸送で体が減った。GI5着と健闘した阪神で巻き返すオーキッドレイは強敵にモマれてきた経験を生かす。タンスチョキンの近2走は着順ほど負けていない。ナンヨーユナ、センティナリー、メイショウブリエを押さえる。