11R

ローズS

15:35発走 / 芝1800m (右 外 A) / 天候:雨 / 馬場:重
4回 阪神 4日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 18頭
本賞金:5000,2000,1300,750,500万円
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 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走2着以内馬をのぞく、前走でG1以外に出走していた馬
※阪神過去10年[0-1-1-18]
●2012年該当馬→ラスヴェンチュラス(3着)、ハナズゴール(取消)
○2013年該当馬→ウインプリメーラセレブリティモデルブリュネットアサクサティアラボロンベルラルーンピクシーホロウ

・前走500万下戦出走馬
※阪神過去10年[0-0-0-22]
●2012年該当馬→サンマルクイーン(6着)、ニコールバローズ(7着)、スピークソフトリー(9着)
○2013年該当馬→ウリウリブリュネットリメインサイレントボロンベルラルーンシャトーブランシュ

・前走10着以下馬
※阪神過去10年[0-0-1-10]
●2012年該当馬→キャトルフィーユ(4着)、トーセンベニザクラ(5着)
○2013年該当馬→ウインプリメーラコレクターアイテムトーセンソレイユブリュネットレッドオーヴァルボロンベルラルーン

2012年残った馬→ジェンティルドンナヴィルシーナサトノジョリースズカウインダー

【2012年結果】
1着:ジェンティルドンナ(○)
2着:ヴィルシーナ(○)
3着:ラスヴェンチュラス(×)

2013年残った馬→デニムアンドルビーエバーブロッサムローブティサージュノボリディアーナリラコサージュメイショウマンボ

2013年下半期[星取り表]:◎○○●●●●●◎●△

井崎:ロードカナロアが読みどおり1着を外したというのに、馬単ボックスはハズレで、単勝5点買いはトリガミになっちゃうとはなあ(笑)。競馬って難しい!

須田:いやだから、2着のロードカナロアと3着のドリームバレンチノの両方を「消し」で勝負している時点で無茶なんですって! なんか、もったいないハズレですよねえ。

井崎:でもまあ、ロードカナロアが2着に終わった以外は、ものすごく順当な決着だったからなあ。高配当を獲りそびれたワケではないし、そんなには悔しくないかな。

須田:そんな余裕をかましていると、あっという間に星取り表が黒星で埋まっちゃうんですけどねえ……。で、今週のお代レースは、昨年トリガミをかましたローズSです。

井崎:ああ、なんか嫌な記憶がよみがえってきたぞ(笑)。確か、ローズS秋華賞と連続トリガミだったんだよなあ。

須田:ジェンティルドンナヴィルシーナの2頭が、完全に抜けていた世代でしたからねえ。今年はそうならないように願いたいところですが、井崎センセイの見立ては?

井崎:いや、今年も基本的にはかなり堅そうなんだよな。そもそも今のローズSってさ、春の序列がほとんど入れ替わらないレースだと思うんだよ。

須田:つまり、春の実績馬がそのまま来る性格のレースだと?

井崎:うん、だって実際に前走オークス組がものすごく強いだろ? いわゆる「夏の上がり馬」が一気に台頭してくるようなレースではないし、波乱も起きづらい。

須田:なるほど。で、昨年はそういった背景もあって、ジェンティルドンナヴィルシーナのいずれも切れず、トリガミという残念な結果に終わったと。

井崎:さすがに1点勝負って予想は出しづらいからね(笑)。まだ今年のほうが紛れる要素はあると思うけど、それでも大波乱は考えづらいよなあ。

須田:つまり、オークスの上位馬であるメイショウマンボエバーブロッサムデニムアンドルビーの3頭を素直に狙うべきだというのが、基本方針というワケですな。

井崎:で、巻き返しがあるとしても、G1馬のローブティサージュや、重賞での好走実績もあるリラコサージュあたり。ま、今週はコレで的中できると思うぞ。

須田:ちょっと気になるのが、桜花賞の2着馬であるレッドオーヴァルの「消し」。オークスでは惨敗したとはいえ、この馬が巻き返してくる可能性もなくなないですよね?

井崎:とは思うが、そこまで買っちゃうとそれこそガミるよ(笑)。いちばん関連性の強いオークスでの着順を重視して、ここは消しでの勝負をオススメしたいけどねえ。

須田:うーん、センセイが妙に自信ありげなのが気がかりですねえ。さて、今週はどういう結果が出ますやら。

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

18

1点 4000円

3連単フォーメーション
1着

5

18

2着

1

5

18

相手

1

5

10

16

18

12通り 各500円

望田潤の見解

 台風が接近中だが、日曜の阪神はギリギリ天気はもちそうで降っても少しか。

 アユサンオークスの敗因は距離もあったかもしれないが、桜花賞組は軒並み完敗(ただしメイショウマンボ桜花賞では外々を回りつづけたロスがあまりにも大きくノーカン)だったし、メンバーレベルもオークス>桜花賞だったと考えるべきだろう。

 ここもオークスの1-3着が強いと思うが、デニムはトゥザグローリーと3/4同血で内回りの4角でスムーズに加速できるタイプ(未勝利勝ちはアサクサティアラ以下に内回りで完勝)なのに対し、メイショウとエバーは明らかに東京や外回りがベターのストライドで走るから、本番よりもここで買いたい…という意味でこの2頭を◎○とした。

 レッドオーヴァルはスローなら1800mは守備範囲だし、ノボリディアーナも先行の利を活かせば食い下がれるとは思うが、ここらは4番手の評価。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

8

1点 1500円

複勝

8

1点 2800円

馬連流し

8

相手

2

5

7

10

14

15

16

17

8通り 各100円

3連複軸1頭流し

14

相手

2

3

5

7

8

10

15

17

28通り 各100円

3連複フォーメーション
1着

8

2着

2

16

相手

2

5

7

10

14

15

16

17

13通り 各100円

井内利彰の見解

 2007年から阪神芝1800mになったローズS。過去6回の1着馬はすべて休養明けということで、秋のトライアルらしくない結果が出ています。それだけ春の実績馬が能力を発揮できるレースだということですが、どんな馬でも好走するというわけではありません。

 (1)[6-1-1-18] 単勝回収率238% 複勝回収率115%
 (2)[0-1-0-10] 単勝回収率0% 複勝回収率77%

 上記はあるデータを区分集計した時の数字ですが、そのお題は「調教開始時期」。休み明けですから、放牧先からトレセンに帰ってきて、調教を始めるわけですが、その時期を集計すると、このようなデータになります。

 (1)は調教開始がレースの20日よりも前、(2)は調教開始がレースの19日よりも後。20日を分岐点として、これだけの成績差があり、勝ち馬はすべて、レースから20日以上前に最初の調教を開始していました。この分類で、(2)に該当したのが、デニムアンドルビーメイショウマンボ。前者は追い切りの動きがイメージとは違いましたし、後者は調教本数が少ない仕上げ。このデータの裏付けがある以上、どちらも印を打つわけにはいきませんでした。

 (1)に該当し、調教本数は標準量こなしているのが、◎ローブティサージュ。最終追い切りの坂路4F時計が遅いのは大丈夫?と思われるかも知れませんが、ファンタジーS2着、阪神JF1着が今回と同じように遅い時計でした。逆にチューリップ賞桜花賞は今回よりも時計が速い仕上げ。どちらがローブにとって、適した追い切りなのか、分かると思います。

 また、ひと夏を越して、馬体も精神も成長。その効果を見せた最終追い切りはトモの入りが深いので、前肢の捌きが非常にスムーズ。ひと完歩が大きく、走りに余裕が出てきました。併せたオツウを完全に煽る動きで、須貝尚介厩舎の勝負調教に該当。これもファンタジーS、阪神JF時と同じなので、調教に関しては、主観的な馬の印象も、客観的なデータからも勝てる状態にあると思います。

 ○ノボリディアーナは1週前追い切りで追走する内容の併せ馬でしたが、引っ掛かるというよりも、スピード能力が高い印象。最終追い切りでは緩急をつけた走りができていましたし、ハナさえ切ってしまえば、逃げ切る可能性は十分にあります。▲ウリウリは2週続けて、追い切りの動きが秀逸。調教本数も適度ですし、これも休み明けでも動けるでしょう。

 △リラコサージュは中間の追い切りが入念。調教内容はスイートピーS1着時と似ているので、これも高く評価したいところ。△レッドオーヴァルは最終追い切りできっちり併せ馬先着。馬体重減の心配がない今回は狙うべき。△エバーブロッサムは可もなく不可もないので、印を打ったという程度。△ウインプリメーラ、△トーセンソレイユ、△シャトーブランシェは好走時と今回の調教内容が似ていることを評価しています。

 最後に☆ピクシーホロウ大竹正博厩舎の勝負調教に該当しており、最終追い切りの動きは抜群。オーバーペース気味に先行すれば、豊富な調教量が武器になるだけに、この馬からの3連複も買わせてもらいました。

1.デニムアンドルビー
今回:標準併用
前回:標準多め坂路

2.ウリウリ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

3.ウインプリメーラ
今回:標準坂路
前回:標準少めトラック

4.コレクターアイテム
今回:標準坂路
前回:標準坂路

5.エバーブロッサム
今回:標準併用
前回:標準多めトラック主体

6.セレブリティモデル
今回:標準トラック主体
前回:標準少めトラック

7.トーセンソレイユ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準併用

8.ローブティサージュ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準少め坂路

9.ブリュネット
今回:乗込坂路
前回:標準坂路

10.レッドオーヴァル
今回:馬ナリ平均坂路
前回:乗込坂路

11.リメインサイレント
今回:標準坂路
前回:一杯平均トラック

12.アサクサティアラ
今回:スパルタ坂路
前回:標準少め坂路

13.ボロンベルラルーン
今回:標準多め坂路
前回:乗込坂路

14.ピクシーホロウ
今回:乗込併用
前回:軽目トラック

15.シャトーブランシュ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路

16.ノボリディアーナ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

17.リラコサージュ
今回:標準併用
前回:標準坂路

18.メイショウマンボ
今回:標準少め併用
前回:標準併用

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

3

1点 5000円

馬連流し

3

相手

2

15

2通り 各1000円

馬連流し

3

相手

4

8

10

12

14

5通り 各600円

山崎エリカの見解

 レース当日は台風の接近にともない、一日中強い雨が降ると予想されている阪神競馬場。さすがに一日雨となるとタフな馬場状態になるでしょう。今夏の時計の異常に掛かった函館芝コースで重要だったのは函館芝コースに対する経験値。またそのようなタフな馬場状態では休養明けの馬たちは息切れしやすくなってしまうので、どうしてもレースを使われている馬が有利となります。

 そこで今回有利となるのは、前走で時計の掛かる函館芝を経験してスタミナ値を上昇させることができた◎ウインプリメーラです。前走は休養明けで函館の芝だったためにガス欠。予定通りの大敗でした。しかし、あのような馬場の経験はスタミナを大幅にアップさせ、次走に繋がりやすくなります。先日の紫苑Sではセキショウが逃げ切りましたが、セキショウは休養明けの函館戦で9着と大敗していました。しかし、紫苑Sではかなり厳しいラップを刻みながら逃げ切ったのです。今回のウインプリメーラセキショウ同様にそう簡単に息切れはしないでしょう。もともとチューリップ賞2着など実績も十分。スタミナを生かす競馬が出来れば粘り込みが十分期待できます。

 ○は芝の新馬戦で大敗したために、その後はダート路線を使われていた馬ですが、今夏の足立山特別で久々に芝を使われると出走馬最速の上がり3タイムで追い込んで2着となったシャトーブランシュ。そこで前走の鳥栖特別では続けて芝を使われると外を回って息の長い末脚で勝利しました。500万下戦としてはPP指数も優秀でした。これで芝では2戦続けて出走馬最速の上がり3Fをマークしたように、レースぶりにもまだ余裕が感じられます。また前走は雨の不良馬場の一戦で、雨、不良の経験を積むことができました。今回の出走馬は休養明けの馬が多いなか、順調に使われている点も強調材料となります。

 ▲は今年初春はエルフィンS5着、チューリップ賞6着と一線級に混じるとやや落ちる存在でしたが、春も深まり夏が近づくと一気に力をつけてオープンの白百合Sで2着と好走したウリウリ。通常あれだけ一気に指数を上昇させると、次走では疲れがそれなりに残ってしまうものですが、次走の古馬混合の500万下戦ではそんな懸念を吹き飛ばして快勝しました。底力が急上昇していると評価できるでしょう。同馬は今回の出走メンバーの中ではPP指数の能力値上位です。他のPP指数の能力値上位馬は休養明け初戦の馬ばかりですが、この馬は前走を6月後半に使われているために、他の上位馬たちよりもスタミナ面の不安が少ないでしょう。

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

15

1点 3000円

3連複フォーメーション
1着

1

2着

1

2

4

5

7

8

10

15

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

10

12

14

15

16

17

18

70通り 各100円

三田明太の見解

 今年は桜花賞の勝ち馬が「98」と低指数で、オークスでは桜花賞・10着のメイショウマンボが巻き返し、2着、3着が別路線のフローラS組。それでもオークスの勝ち馬指数が「101」で、2着、3着馬が「99」と、例年より低調なのは明らか。ならば、夏を使っている組で指数を出している馬で一発を狙いたい。

 本命はシャトーブランシュ。初勝利がダ1800mで、前走で500万を卒業した格下ではあるが、その前走で今回のメンバーでは最上位となる「106」をマークしており、指数的には見劣らない。ダートでの実績と、近2走の好走(ともに渋馬場の小倉2000m)から、時計の掛かる馬場向きの印象に映るが、近2走とも上がり1位をマークしているのは見逃せない。

 今年は既に秋華賞に出走可能な賞金を確保している馬が多く、本番を見据えた仕上げも考えられるだけに、例年以上に差しが決まっている阪神外回りの馬場を味方に、大激走を期待してみたい。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

5

1点 2000円

馬連

5

-

18

1点 2000円

馬連

1

-

5

1点 1500円

馬連

5

-

10

1点 1000円

馬連

5

-

11

1点 1000円

馬連

2

-

18

1点 1500円

馬連

1

-

2

1点 1000円

古澤秀和の見解

2番:トモ良くなった。これならチャンスある。
5番:体重は変わらないが、春よりグンと良い。道悪もこなせるし勝ち負け、
18番:この馬なりに仕上がる。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【春とは別馬】デニムアンドルビーが、秋華賞へ向けローズSから始動。本年のオークスは、ジェンティルドンナの2分23秒6というレースレコードは別格として、前半1000mが59秒6―2000m通過・2分1秒5という確からしいラップを踏襲し、オークス史上歴代2位の2分25秒2で決着をみた。メイショウマンボの大駈けには、臨戦過程上、正直驚きを隠せないが、エバーブロッサムは勝ち馬と0秒2差。最後方から漸次追い上げたデニムアンドルビーは0秒5差。マンボの後塵を拝したものの、秋になって、勢力図はそのままとは限らない。主軸に推したデニムアンドルビーは、年明けの2月デビュー。フローラSを一閃、オークスに「間に合った」はいいが、肝心のオークスは、体重表記こそ同じだったが少し馬が硬くなり峠をすぎた観。直線入り口で射程圏に入れるまでに時間を要し、追い込み届かずの3着に終わったが、ただフローラSは、11秒9―11秒2―11秒4(3Fは34秒2)というレースラップに対し、デニムのソレは33秒8。あの加速ラップと爆発力こそが本来の能力。ひと夏を充電にあてトモにも筋肉がついた。「ある程度、前で競馬をしたい」と陣営が口にするのも、馬体強化がなったからこそ。地元関西圏の競馬だけにリスクも軽減できるし、切れ味を生かすには外回り1800mもベスト。関西遠征のぶん、対抗としたが、エバーブロッサムも、春はまだ成長途上。それでいて、フローラSが0秒1差、オークスが2着。そのオークスも、メイショウマンボは戸崎のマークの想定外?思い通りにミッシリと稽古を積めるようになった秋は、デニムやマンボよりワンテンポ早く自力で動くこともできる。逆転も視野に。単穴はトーセンソレイユ。同馬も年明けデビュー、420キロソコソコの軽量馬。春二冠はガス欠に終わったものの、エルフィンSの上がり33秒5に血統と能力が集約。前記二頭と違い、一連の調教過程をたどると、まだ太り切れないというか。完成しきれてはいない。しかし、そういう「天才型」の一発勝負型だからこそ、トライアルのロースSが狙い目となるのではないか。メイショウマンボも、もちろん圏内。ただ稽古は動いたが、まだ肉付きがよすぎるというか。エンジンがかかるまでがゆっくりだけに、ひと叩きした次回が文字通りの本番かもしれない。連穴はローブティサージュ。春は馬体や体調を戻すほうが先決。桜・樫は消化不良に終わったが、コレクターアイテムとの併せ馬を見ると、阪神JF時の活気と覇気を取り戻している。オークスのレベルを考えると、少し相手が揃いすぎてはいるが、ノボリディアーナの健やかな先行力にも一票を投じたい。レッドオーヴァルは、1800mをどうクリアできるか。将来の路線を占う分岐点。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複

1

-

5

-

10

1点 1000円

3連複フォーメーション
1着

5

2着

1

3

6

10

14

16

相手

1

16

9通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 オークス1-3着馬がローズSに3頭とも出走するのはグレード制導入後初めてのこと。しかし、2頭出走したケースでもどちらか片方、もしくは両方が飛んだケースが多く、ここは「1頭を重視し、1頭をヒモに取り、1頭は消す」くらいの構えが良いのではと思う。

 私は◎エバーブロッサムを重視し、○デニムアンドルビーを相手に取り、メイショウマンボを消すこととした。メイショウマンボオークスで展開とコース適性が嵌った感があり、あれを毎回再現できるものではない。にもかかわらずここで買うのは得策でない。

 エバーブロッサムは持続力と瞬発力の両方を一定のレベルで備え、展開に関わらず軸馬として扱いやすい。デニムアンドルビーは脚質的に取りこぼしのリスクがあるが、阪神芝1800m外回りは差しの届きやすいコースなので、不安視しすぎる必要はないだろう。▲はオークス以外組で格上のノボリディアーナ、△筆頭は馬体回復を条件にレッドオーヴァル

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

11

14

15

16

12通り 各400円

3連単BOX

11

14

15

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

18

相手

1

3

5

7

10

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

18

2着

1

相手

3

5

7

10

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

18

2着

5

相手

1

3

7

10

16

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【波乱含み】春の実績馬が顔をそろえたが、中心はオークス馬のメイショウマンボだ。まだ良化途上ではあるが、2週続けてCWで上々の動きを披露。直線の長い外回りなら、持ち味の長くいい脚を発揮できる。デニムアンドルビーオークス3着は負けて強しの競馬。ひと夏超して体もフックラしており、始動戦から好勝負になる。オークス2着のエバーブロッサムは、1800mのフラワーCも2着。今回も大崩れはなさそう。レッドオーヴァル桜花賞2着で決め手は互角。オークスは17着だが、距離短縮で巻き返す。ウインプリメーラトーセンソレイユノボリディアーナを押さえる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

6

8

10

18

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

6

8

10

18

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎エバーブロッサムは「ディープインパクト×デインヒル」という組み合わせで、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)の4分の3妹にあたる。母はリボー4×5という成長力あふれるクロスを持っている。3歳時平凡だった姉エイジアンウインズは4歳時にG1を制しており、妹も3歳夏を越しての上積みは大きいだろう。春はフラワーCフローラSオークスと2着続きだったが、心身の成長によって詰めの甘さが解消できればこの秋はビッグレースに手が届いても不思議はない。末が切れるタイプながら、母の父がデインヒルで血統構成が力強いので、仮に雨で馬場が渋ったとしても苦にすることはなく、好位追走から抜け出せるはず。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

5

-

8

1点 5000円

馬連流し

10

相手

5

8

2通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

 本命馬の見解:◎ローブティサージュは、直結コースの阪神芝1600mで施行されたG1レース、阪神JFの勝ち馬。春は着順を落としたが、それでも阪神芝1600mの桜花賞は5着に善戦している。ひと夏を越した成長と立て直した効果を見込み、得意の阪神外回りコースでの復活を期待する。

 穴馬の見解:▲レッドオーヴァルは、直結コースの阪神マイルで桜花賞(G1)を連対した。今回は桜花賞と同じ阪神芝外回りで、距離1ハロンだけ延びたコースなので、この馬に向いている。オークスは凡走したが、長距離戦よりも今回の距離の方が合っているので巻き返せる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

 牝馬の有力馬のほとんどはここをステップ秋華賞に向かいます。毎年好メンバーが揃って、本番に向けて見逃せない重要な一戦になります。

 春シーズン以来の久々になる実績馬に、夏場に使われてきた上がり馬が挑む、という構図になることが多いのですが、過去の履歴によると、上がり馬はほとんど通用した試しがありません。直線が長いコース形態ということもあり、休養明けの馬でも脚を余すケースが稀です。上がり馬にはかなりハードルが高いレースになっていることは覚えておくべきでしょう。

 ただ、実績馬の中における序列が、そのまま通用するかは微妙なところです。スローペースからの上がり勝負になることがほとんどなので、底力が問われるようなレースにはならず、いかにも「トライアルらしい」決着になることがしばしばありました。好走馬の条件としてひとつ「馬体重の大きさ」に注目してみることをお薦めします。

 エバーブロッサムフラワーCフローラSオークスと3連続して2着。不器用さがあって勝ち星に恵まれていませんが、安定した末脚は直線の長いコース向き。ローズSはこの馬に合った条件で、初めての輸送をクリアーすればチャンスは充分でしょう。馬体重はオークスで468キロ、このメンバーでは大きい部類です。

 デニムアンドルビーフローラSを勝ってオークス3着ですから、エバーブロッサムとは1勝1敗になります。末脚の爆発力はこの馬の方が上ですが、馬群に入れない難しさが解消されておらず、スローの上がり勝負を想定すれば一枚下の評価が妥当でしょう。

 ローブティサージュは2歳女王ですが、気難しさに泣いて春は全敗に終わりました。アテにならない馬ですが、能力は折り紙付きですし、休み明けも苦にしません。パワーがあるので、坂がある阪神も合っています。

 桜花賞が勝ちに等しい競馬だったレッドオーヴァル、不器用だが素質秘めるコレクターアイテム、自在性あるノボリディアーナが押さえ。メイショウマンボは底力ではトップクラスですが、スローの上がり勝負向きではないと見て、☆までの評価。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券