【自信満々】6月の中京から、再び芝路線に舵を取り、エーティータラントは[1202]。前走の高雄特別は、1000m通過は1分2秒2のスロー。ラスト4F･11秒7-11秒5-10秒9-11秒6(3Fは34秒0)という、馬力型の同馬にとっては苦手の瞬発力勝負にもかかわらず、正攻法の競馬で上がりは33秒4(最速)。1キロ増の55キロになるが、坂という負荷のある阪神も、他馬が苦しむぶん、有利に替わる。

高雄6着のアドマイヤスピカも、[2101]の阪神なら前進十分。スミデロキャニオンは、阪神2000mを1分58秒9。時計通り、馬に気力と迫力が増している。サカジロオーの堅実さ。ダイシンブラックの勢いも連下圏内。

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【小波乱】エーティータラントの安定感を評価する。斤量55kgでも末脚は鈍らない。アドマイヤスピカの前走はスローで位置取りの差があった。末脚勝負ならヒケを取らない。サカジロオーは定量の55kgで巻き返す。スミデロキャニオンは8月生まれでまだ成長の余地がある。ダイシンブラック、マウイノカオイを押さえる。