【3歳馬の強み】ビアンコカンドーレは、稍重条件下でおこなわれた基坂特別を1分9秒1(翌日のUHB杯は良馬場で1分9秒1)。適性や持ち時計が嫌われ9番人気だったが、フレッシュさを残す3歳。滞在競馬、洋芝、そして6F戦なら前回は当然と、楽天的に考えたほうがいい。

アドマイヤサブリナは、基坂は出遅れ。帆柱山特別(1000万)・1分8秒7を、今一度見直し。コナブリュワーズは、京都1200mを1分8秒4で走って、[1101]の函館へ照準。リターンラルクの出遅れグセは、こちらは一筋縄ではいかないだろうが、上がりだけは前走は最速だった。

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【差し注意】ビアンコカンドーレは前走が好内容で引き続き注目。リターンラルクは差し一手だが展開ひとつで逆転が狙える。コナブリュワーズも差し脚非凡で単穴にマーク。アドマイヤサブリナはコース相性が微妙だが叩き前進に警戒しておく。クリノチョモランマは前走案外も力量的に見限れぬ存在。ラインミーティアはひと押し不足だが長休明け2戦目の上積みがありそうだ。

3回京都11日目と12日目は、ともに良馬場発表で時計のかかり方もほぼ同じ状態。その11日目に行われた1000万芝1200メートルの勝ちタイムは1分8秒1。1分8秒4で駆けたコナブリュワーズの前走は、非常にハイレベルの一戦だったということが分かる。さらに約5カ月ぶりの実戦。上々の内容だろう。さらに今回は未勝利勝ちの実績がある函館コース。勝機は十分。開幕週に行われた基坂特別も、時計面で見るとこちらもハイレベル。2着のビアンコカンドーレ、5着のアドマイヤサブリナを相手本線に強調。押えには、同じく基坂特別で8着のサウンドマンデュロ、4角13番手から0秒3まで差を詰めた前走の内容が光るリターンラルク、すんなり行ければそう簡単にはバテないシュウギンの3頭を。