【バランスがとれてきた】クリソライトが復調。昨年のちょうど今頃。大井のJDDを圧勝した際、ダートGIの頂点すらうかがえるのではと、思いも凝らした実力馬。心身のバランスがとれず、試行錯誤を繰り返してきたが、ブリンカーを装着して7・4着。ブリリアントCは距離2100mに泣いたが、パドックの気配は上々。滞在競馬なら、テンションの高さもより軽減できるし、斤量も56キロ。平坦の1700ダートなら、流れに乗るだけで自然と活路が開ける。

58キロがやっかいだが、フリートストリートは、昨夏ローカル3連勝でエルムSをV。ナリタシルクロードは、昨年のマリーンSを2着。ヒラボクマジックも、当該コースは[0020]。脚質的にはどうかも、グランプリブラッド、タイセイスティング、ロイヤルクレスト等、前掛かりの意識が強い馬が揃い、差し馬台頭の余地も十分。

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【波乱含み】かなりの混戦で難解な一戦。中心には平坦向きの差し脚があるケイアイレオーネを抜擢する。クリソライトは徐々に復調しており斤量的にも有利。ヒラボクマジックは昇級戦だが相手なりに走れそうなタイプで3番手に指名。グランプリブラッドの流れ込みにも警戒が必要だ。フリートストリートは地力上位だが斤量が不安で押さえまで。流れ込み図るナリタシルクロードが連下の穴。

今年に入り5戦して3勝2着1回。グランプリブラッドの充実度が際立っている。唯一の馬券対象外も、オープンに昇級初戦でGIIIの平安ステークス。それでも勝ち馬とは0秒5差だった。母はオークス馬シルクプリマドンナ、父はディープインパクト。デビューから話題になっていた素質馬がここにきて能力開花。勢いに乗る手だ。近走は今ひとつの成績だが、昨年は6月16日の東京を皮切りに夏場3連勝。フリートストリートにとってはこの時季が合う。さらに函館のダート1700メートルは、エルムSでV。重賞制覇となった舞台。一変してもまったく不思議は無い。単穴はクリソライト。こちらも昨年7月10日の大井で行われたジャパンダートダービーでV。夏場がいいタイプだ。交流GI勝ちの実績からも、全能力発揮なら勝機も十分。