【58秒6が決め手】小倉1000ダート・58秒6(良馬場)の勝ち時計を有するクリスワールドが中心。ローカルの1000ダートはいたってシンプル。函館はもちろんだが、小倉・札幌も含め持ち時計はどうか。番組条件上、働きどころが決まっているだけに、どの馬もひっちゃき。時計と能力が如実に連動する。前走は3着、デキもいい。

当面の目標は函館〔2000〕のシャッセロール。芝1200mの祇園特別も勝ってはいるが、輸送競馬と滞在ではまるで別馬。時計更新の余地も残しているだけに、逆転の逃げ切りVも一考。
ドナリサも現地競馬になると、〔1110〕と、函館は勝負強い。500万を57秒8(重馬場)で快勝してきたリベルタドーレス。ゴーインググレート、ヤマノグラスも上昇モード。

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【波乱含み】難解だが、先行できるリベルタドーレスを主軸に指名。ドナリサは函館との好相性を買って対抗に据える。シャッセロールも函館で2勝しており降級戦もプラス材料。ゴーインググレートは再昇級だが善戦可能とみて連下の筆頭に挙げておく。流れ込みタイプのヤマノグラスにも要マーク。ラシークはスタート五分なら残り目も。

ヤマノグラスを狙ってみたい。前走の米沢特別は、約5カ月半ぶりの実戦で、22キロ増の馬体重が示すとおり、少し余裕残しの造りに映った。ただ、レースぶりはというと、4角を回るまでは抜群の手応え。ラストは伸び切れなかったが、見どころ十分の内容だった。500万Vが昨年2月の小倉1000メートル戦。距離短縮は間違いなくプラス材料。今回は配当も込みで妙味十分。

近走は今ひとつの内容だが、気難しいタイプでなかなか力を発揮できないでいるビナスイートが相手本線。

クリスワールドは逆に安定感が光る。先行粘り込みが勝ちパターンだけに、阪神の1200メートルよりは函館の1000メートル。舞台替わりも好材料。