【懸案材料解決】重賞突破も見えているのに、何かしら軌道に乗れない
レッドレイヴン。
AJCCは、まさかの20キロ増。
中日新聞杯は、1コーナー付近でゴチャつき、終始他馬に囲まれるストレス。リズムが符合した
福島民報杯は1分58秒4で楽勝したが、
新潟大賞典はまさかのイレ込み、そして出遅れ。流れに逆らうかのように、進路を度々探すようでは、さすがに終いの伸びはひと息。しかし、滞在競馬の函館――そしてOP特別、56キロなら、懸案材料のいくつかは一気に軽減できる。函館1800mはコース形態の似た
福島民報杯がサンプルにもなるし、手繰るようなフォームも洋芝に合っている。
アンコイルドとの叩き合いが本線。前年の函館シリーズは、緒戦の
巴賞こそ8着に敗れたものの、
函館記念2着、
札幌記念が3着。GIIの
京都記念3着など、高いレベルで重賞を戦ってきた。ただ、牧場である程度乗り込んではきたが、海外遠征明け。
函館記念の叩き台でもあるだけに、全幅の信頼となるとどうか。
福島民報杯3着の
セイルラージ。洋芝に課題は残るが、夏になれば
アロマティコ。
ゼロスの逃げ、
サンディエゴシチーの流れ込みと、二番手は小波乱。