【外一気】メイショウブシンがひとマクり。馬柱からはとうに消え去ってしまったが、昨年のちょうど今頃。ひめさゆり賞を一気差し。2分0秒1という走破タイムは、同日の古馬500万を0秒8上回る好記録だった。坂でもがいているが、2200mの名鉄杯が0秒3差。フラットコースの2600mなら、4コーナーマクりでピッタリ届く計算。

当面の敵はカーマイン。グッドラックH2着、昨年の燧ケ岳の勝者。鞍上は中館と、巻き返しの準備は整った。トルークマクトは、当該コースと設定の似た皿倉山2着、福島は[1111]。57キロのぶん、惑星にとどめたが、スノーストームの磐梯山・2分27秒7は、このメンバーでは最上位。平坦ならセミニョンも自在。

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【混戦】このメンバーなら善戦傾向があるメイショウブシンが狙えそう。カーマインは展開次第も仕掛けが決まれば逆転が狙える。トルークマクトも堅実タイプで再度の上位争いが十分。セミニョンは連闘だが逃げ粘りには注意を払いたい。まくり脚があるスノーストーム、カンタベリーナイトが穴。

少頭数の11頭立て。さらに前走で掲示板を確保したのも、11番人気と人気薄で2着と好走したトルークマクトだけ。レース内容も、勝ち馬とは3馬身差で流れが向いた勘が否めない。残念ながら、低レベルと言わざるを得ないメインレースだろう。

どの馬を中心視するかも、かなり悩んだがメイショウブシンに白羽の矢を立てた。名鉄杯は着順こそ6着も、勝ち馬とは0秒3差。着順が与える印象ほど負けていない。さらに福島コースは3歳時の春に、ひめさゆり賞で勝利。福島巧者という言葉があるくらい、この競馬場はコース実績のある馬がよく走る。中間の調教の動きも悪くなかった。続けて使われているが、調子落ちもみられない。

単穴という評価をすればセミニョン。近走は控える競馬をしているが、本来は逃げてこそと思える馬。このメンバーなら単騎マイペースも十分。この舞台にも500Vの実績がある。