【脚元の確かなうちに】マトリックスコードの資質にこだわる。3歳2月デビューの遅咲き。新馬を勝って4ヵ月、500万を2着して半年、さらにまた6ヵ月の休養…。体重は534キロに増えてしまったが、この中間に限れば、坂路・CWを交え、追い切りは緻密で丁寧。脚元の確かなうちに、手薄なローカルの500万でもう1勝を積み上げておこうとの、陣営の意図が透けて見える。

ジェラテリアパールも、年明けデビュー。初ダートは8着に惨敗したが、馬体そのものは傷んでいない。中山2000mを2分1秒7・2着と、能力の片鱗も時々に示している。アメリカンダイナーは、二走前の小倉で1分59秒7。持ち時計はないが、エイダイポイント、マイネルカーミンも馬場が渋れば連下圏内。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【順当】このメンバーなら休み明けでもマトリックスコードの素質が上位。アメリカンダイナーはひと押しに欠けるが流れひとつで好勝負が狙える。ジェラテリアバールは叩き2走目で芝替わりなら一変が可能。流れ込みタイプのマイネルカーミンも押さえたい。エイダイポイントは前がもつれれば上位まで。シャイボーイは再度の芝で一発も。

2走前の小倉城特別は、馬場差を考慮しても優秀な時計。アメリカンダイナーを見直したい。前走は今ひとつと言わざるを得ないレースぶりだったが、10キロの馬体減がひびいた公算大。パドックでも迫力が感じられなかった。中間の稽古の動きが良かったし、今回は2走前と同じ、小回りの2000メートル。巻き返せる。

マトリックスコードの前走は馬体こそ仕上がっているように見えたが、やはりレースぶりをみると久々の影響があった。新馬戦Vの実績からも、ここなら素質は断然。あっさりがあっても不思議ない。

3戦連続で掲示板を確保しているマイネルカーミンが3番手評価。中1週での出走になるが、むしろ状態は前走時以上。福島コースも合うタイプだ。