【上位拮抗】バンズームはユニコーンS3着の実績光る。初の古馬相手も自己条件なら勝ち上がり期待。キープインタッチは前々走でクラス快勝。久々も気配良好で上位争い必至。トーセンハルカゼは初ダートの前走で前進示しており降級なら好勝負も十分。ティアップレーヴも上昇中で侮れず、サナシオンやエイトプリンスにも注意を払いたい。

【タッチはビビット】キープインタッチの持ち時計が、このクラスでは抜けている。3月期の中山を連勝してきたが、二走前の1分51秒7は、同週のGIII・マーチSと0秒5差。総武Sは連戦の疲れで7着と凡走したが、降級に備えリフレッシュ。鞍上の支持にはビビット、小回りの1700ダートも問題なし。

ただ、目下二連勝のティアップレーヴは手ごわい。牝馬限定戦とはいえ、前走は1200m通過が1分11秒4-1400m通過・1分23秒7というHペースを自らが演出して完勝。体重も490キロに増量、昇級に壁は感じない。ユニコーンS3着のバンズームの伸び脚は確かに目を引くものだった。ただ、やや重で1分36秒5。馬場差を差し引きした時計の価値は前述したティアップの精度が少し上。小回りに死角もある。トーセンハルカゼは、1700ダートは忙しいか。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【過信禁物】前走、ユニコーンSでも3着に好走してみせた07バンズーム。とはいえ、出遅れ癖が解消してこないのも事実で、しかも福島替わり。コロッと負ける可能性も秘めている。というわけで、本命は先行力上位の02ティアップレーヴ。展開は間違いなく向くはずで、デキのよさを生かしての粘りに期待したい。◎-○▲に寄せて勝負。

2走前の勝ち方があまりに鮮烈だったキープインタッチ。昇級戦となった前走も本命に推したが、さすがに出遅れて終始外を回るロスの多い競馬では本来の脚を使えなかった。まくりのきく小回りの福島、多少の出遅れでも挽回のきく少頭数、逃げ馬不在で決め手比べ、と展開と条件はぴったり。スローペースで展開利の見込めるティアップレーヴが相手。

コース距離未経験ながらも○キープインタッチ2走前の115は魅力。右回り経験多くコース変わりでもそれなりには対応しそう。だが距離コースでとりあえず100を持っている◎サナシオンが人気の割に妙味と判断。こちらを上にとって勝負にでてみた。