【ブリンカーで満ちる】
マンインザムーンが、ブリンカー装着を機に能力を再開花。デビュー二戦目・中山2000mを2分1秒8の好タイムで突破した際は、なるほど良血。クラシックにも思いをはせたが、気性難が災いし500万をウロウロ。2勝目が遠かったが、二走前の東京戦使用したブリンカー効果てきめん。まだ耳を絞ったりする面は残っているものの、前回は二番手でも競馬ができた。1F延長は血統的に問題なし。ここはハナを切れるメンバー構成でもある。
対抗の
ディアデルレイは、
ディアデラノビアの息子。脚元が気になるのか。一戦ごとにイレ込みがキツくなり、自家中毒を起こす形で摩耗はしたが、
葉牡丹賞の2分1秒2、スパリとインを割った脚が能力。前日入厩もプラスに働く可能性が高い。
シーロアは、根気よく
カーネーションCを1分48秒2で4着に粘り込み。先行断然有利の福島1800mのイメージがぴったり。逆に福島適性が見え辛いが、
レッドグルック、
アーマークラッド、
レインボーラヴラヴは、意外な小回りのマクリ巧者かもしれない。