【上位拮抗】エムエムアリオーンは上級条件でも上位争いの実績。休み明けも動きは上々で降級なら勝ち負け必至。キョウワメロディは前走でクラスにメド。力量アップ顕著で好勝負十分。ボンジュールノゾミは地方で力つけてきておりここでも十分通用。マンリーも動き前進で侮れない存在。シベリアンスウォードも態勢整い上位が狙え、バーニーズやドラゴンスズランにも注意を払いたい。

【時計重視】エムエムアリオーンのスピード上位。脚抜きのいい馬場とはいえ、新潟1200ダートを1分10秒5(後続に0秒5差)。右回りの中山1200ダートでも、良馬場・1分11秒5で、1000万クラスを0秒2差。南Wコースで5F追いを丁寧に重ね、降級に備えてきた。

二の筆頭はキョウワメロディー。近二戦は未勝利1着、500万3着。函館からあえての関東入りは、メンバー構成や勝機を睨んでのこと。ただ、ローテーション的に当日の体重の増減は要チェック。エムエムのハードな逃げに、先行勢総崩れとあれば、アビスコ、マンリー、シベリアンスオードがゴール前浮上。福島1150ダートは、基本的は先行馬有利だが、追い込み馬が2着争いに加わってくるのも、もうひとつのセオリー。

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【波乱含み】休養明けの馬が非常に多いなか、順調に使われている上にデキもいい15キョウワメロディー。昇級の前走でも上々の先行内容を見せており、福島替わりも問題なしだ。相手は、地力と速力で勝る07エムエムアリオーンと、人気薄ながら一発がある04アイティダイヤを上位に評価。14シベリアンスオード以下も差はない。

福島500万条件ではダート1150mが開幕週と最終週にしかない首をかしげたくる番組構成。当然、優先出走権がある馬か、長期休養明けの馬しか出走ができない状況になる。短期放牧を挟んだ2か月ほどの休養では抽選にもならずに除外となってしまったほど。この除外の中には出走していれば上位人気になったであろう馬が多数おり、そのためこのレースのメンバー構成は大幅に弱化。となれば、降級馬3頭の中の1頭、7か月振りではあるがエムエムアリオーンのスピードで押し切れる。逃げ一手ではなく番手からでも運べるので軸には最適。

距離コース未経験ではあるが◎エムエムアリオーンの3回連続の高指数は高評価。脚質的にも福島は合うのではないかと踏んで本命に。平均値上位の○▲も評価。あとは軽量かつ90を2回出している☆も要注意。