マイネルミラノは父がステイゴールドで母はダンジグ×シルヴァーホークだからグラスワンダー的な組み合わせで、明らかに東京1800mより中山2000mに向いた血統脚質なのに、前走の頑張りにはちょっと驚かされた。小回り2000mならオープンでもやれそうな馬で、福島なら大知も強気に捲っていける。

　となると逃げ馬3頭は兼ね合ったとしても3-4角のプレッシャーがきつそうで、これもネオユニ×エルコンという捲り血統のイタリアンネオに展開は向きそうだ。

【軸不動】バッドボーイは前走1600万下を快勝。先行力あり仕上がりも良好であっさり突破したい1戦。マイネルミラノは前走上級条件2着。力量アップ7顕著でチャンスも十分。イタリアンネオはNZTコンマ6秒差。自己条件なら上位の存在。ガチバトルも降級で巻き返しが狙え、セキショウやダイワストリームにも注意を払いたい。

【二着争い】マイネルミラノの相手探し。三走前の2分1秒1は弥生賞よりも速く、続く鹿野山も2分0秒1、後続に0秒9差。むらさき賞も、ひと工夫しながら準OPで1分45秒3。小回りの福島、降級なら力任せで押せる。

二の筆頭はバッドボーイ。常総特別を勝って降級はもちろん。ひも解けばラジオNIKKEI杯2着、毎日杯3着の二階級降級の旧OP馬だ。NZT6着のイタリアンネオは、前記二騎を相手に将来の立ち位置を占う。セキショウの流れ込み、ガチバトルのチョイ差しを連穴に一考。

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【中心不動】少頭数でもあり、ここは順当に決着しそうな一戦。上のクラスでも高い持久力を見せていた04マイネルミラノが、降級でキッチリ結果を出してくれそうだ。相手も01バッドボーイが断然の存在だが、こちらは休養明けなのが気がかり。人気薄の06ノーブルジュピタが台頭する余地もありそうな気配である。

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やはり人気サイドは指数も高い。平均値でトップ、しかも前走同距離で108を出している◎バッドボーイを最上位に取った。対抗○マイネルミラノも同等の評価。期待したいのは3番手▲に推すセキショウだ。前走でコース100は出走馬中トップ。ほかが向かなかった場合は一気に台頭する。