【相手探し】妙な二走ボケさえなければ、ヴァンセンヌで断然。前走の京都戦は、マイル通過は1分33秒7―全体時計は1分45秒5。上がりラップも11秒2―11秒4―11秒8(3Fは34秒4)と良質。前走後2本、坂路で普通に調教もできている。

当面の目標はシングンジョーカー。タルトオポムは、福島2000mの2歳レコードホルダー。この条件を待っていた。阪神1800mに1分46秒5のあるアドマイヤライン。セトノフラッパーは福島1800mを1分46秒0で勝ちきっている。

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【波乱含み】ヴァンセンヌはコース替わりがカギだが力量発揮なら勝機。シングンジョーカーは先行力上位で引き続き首位争いが期待できる。アドマイヤラインは休み明けだが立ち回りひとつでチャンスあり。ポップジェムズも仕掛けが決まれば一発の可能性が考えられる。ハイベストバイオは叩き2走目で先行できれば上位まで。流れ込みタイプのタルトオポムが穴。

ヴァンセンヌの前走は約19か月ぶりの実戦。その為か、現級V実績があるにもかかわらず7番人気と評価は低かった。ただ、フタを開けてみると結果は2着。走破タイムの1分45秒5も、当日の馬場状態を考えるとかなり優秀。やはり力がある。1度使ったことでの上積みを加味すればチャンス大。

あと一歩勝ち切れないでいるが、シングンジョーカーの近走の安定ぶりは特筆もの。初めての福島コースとなるが、前々で競馬をし粘り込むタイプ。コース替わりはプラス材料とみていい。相手本線に強調。

タルトオポムは自在なレースぶりが魅力。流れが遅ければ前目で、速ければ後方で足をためる。比較的に大崩れが少ないタイプで3番手評価。

以下は、着順こそ12着の前走も、粘り腰を見せたコスモツケマ、クラス慣れが見込めるハイベストバイオ、久々でも実績から力があるアドマイヤラインまでが押さえ。

リフレッシュ放牧の効果で復調した3アドマイヤラインが主力。馬体が回復して中身が充実してきた。額面通りに走ればアッサリか。対抗は長期休養明けを叩かれて気配が良好な12ヴァンセンヌ。3番手は先行力ある14シングンジョーカー。