【時計的根拠】ベルモントラハイナの、初風特別の予想印は、実は☆。7番人気の低評価には、正直びっくりしたが、三走前の小樽特別・1分8秒3は堂々の1000万レベル。二走前の1分9秒4は、同日のキーンランドCと0秒4差。走るべくして走った2着に思う。54キロに斤量は増えるが、同じ平坦でも新潟よりは福島1200mのほうが負担が軽い。騎手も選ばない、素直な先行脚質でもある。

ダノンマッキンレーも、1200mならもうひとクラス上までいける3歳馬。折り合いを丁寧に教え込んできたが、マイルも1400mも、やっぱりロスが大きい。しかし1200mなら、道中手綱を引っ張ることなくただ流れに身を任すだけで結果が出ると前回で確信。

まとめて負かせばハピネス。福島1200m完勝歴はもちろん。前走の1分8秒4で、将来のOPまでを展望。時計的根拠なら、オリエンタルサンにも惑星の資格。会津特別の1分7秒7は、翌日の準OP(みちのくS)と、わずか0秒1差だった。サクセスフィリア、クラウンカイザー、インスペードも福島は好結果。

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【波乱必至】かなりの混戦。一応の中心には昇級戦だが仕上がり良好のダノンマッキンレーを指名。インスペードは休み明けだが力量上位とみて対抗に推す。ベルモントラハイナは再度の先行策なら残り目十分。オリエンタルサンは前走の反動が心配だが力量的には昇級戦でも通用可能だ。ヴァイサーリッターは流れひとつで上位まで。決め手があるサクセスフィリアも押さえたい。

3勝すべてが1200m。インスペードにとって坂のある東京コースで1400mは厳しかった。前走は適性外だったとみていいだろう。今回は約半年ぶりの実戦になるが、500万勝ちとなった春の福島が約4か月ぶりの実戦。久々は苦にしないタイプだけに、割り引きは禁物。少し手薄と言わざるを得ないメンバー構成。2走前だけ走れば勝ち負けといえる力関係でもある。

ハピネスはこちらも久々になるが、2連勝中と勢いのある3歳馬。相手本線に強調。

ヴァイサーリッターもまだまだ伸びしろがありそうな3歳馬。いずれは上のクラスでも十分にやれそうな素質を買って3番手評価に。

格上げ初戦となった前走3着と好走した8クラウンカイザーが中心!本来、平坦向きのスピード馬で小回りの平坦はピッタリ。再度、同じ条件なら十分にチャンスはあるだろう。対抗は前走2着とクラスのメドが立った3ベルモントラハイナ。先行力があり福島で期待度はアップする。