【まずは単複】春日山特別は、発馬で後手。ある程度後ろから行くのは覚悟していたアラドヴァルだが、何故動こうとしないのか。競馬に展開はつきものとはいえ、ただ口を開けて待っているだけの他力本願はいただけない。しかし、2勝は平坦の2000m、うち1勝は当該コースの1分57秒4。その記録を叩きだした勝浦とのコンビなら、直線一気の違う風景も見える。

レイヌドネージュは、10月の2000mの勝ち馬。ここを目標のローテにも思う。次いで、ナンヨーユナ、アースザスリー、アルカナの桑折特別上位組など、上位争いは拮抗。

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【差し注意】混戦だが、叩き2走目で新潟が向きそうなアースザスリーを中心視。エスターブレは前走がハナ差惜敗も意欲の連闘を買って対抗に据える。アルカナはひと押しがカギだが差し脚堅実で3番手にマーク。まくり脚があるナンヨーユナも連下の穴で押さえたい。先行できるジェラテリアバールが穴。アラドヴァルは差せるタイプで叩き3走目の一発に要警戒。

約5カ月ぶりとなった前走は16キロ増の馬体重が示すとおり余裕残しの造り。それでも4角12番手から0秒5差まで差を詰めたレースぶりに見どころ。レイヌドネージュを狙いたい。

新潟コースは未勝利馬ながら500万Vとなった2走前で適性を立証済み。このメンバーなら終いの爆発力は最上位。叩いた上積みも見込めばチャンスはある。

近走3・3・2着。安定感抜群のエスターブレが本線だが相手も難解。素質を考えれば一枚上のセンティナリー、あくまで展開次第の面は強いが終い堅実のアースザスリー、かなり昔の話になるが新潟コースで現級V実績があるアラドヴァル、すんなり好位から競馬ができそうなジェラテリアバールまで押えたい。