【波乱含み】前走快勝のサルバドールハクイは休み明けも仕上がり良好。条件ベストで昇級戦も勝ち負け期待。オリオンザプラズマも前走が好内容の勝利。末脚良好でコース替りもプラス。ラヴィアンクレールは力量上位で距離短縮で前進狙う。ヘアーオブザドッグは休み明けを叩かれ前走以上。ラブリースターも前進が見込め、ゲマインシャフトやダンディーレイなどにも注意をしたい。

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【波乱必至】不良馬場でそうそう追い込みが決まるとも思えず、前有利が前提。この程度の相手関係であれば、スッと出て前が取れれば04ラヴィアンクレールで足りてしまいそうだ。実績を評価して12ノウレッジを対抗評価とするも、08ジャーグラット以下も差はなく大混戦。かなり波乱含みの一戦である。

◎はサルバドールハクイ。前走は文字どおりの、しんがり一気。その上がり3Fは500万レベルではまずあり得ない35秒0。これがどれだけ驚異的な数字か。

先々週の根岸SはGIIIではなくGII以上の好メンバーが集結。根岸Sのレースの上がりが36秒1。勝ち馬ゴールスキーが35秒3、メンバー最速のシルクフォーチュンが34秒9。もちろん前半のペース、走破時計が約1秒ほど違うので単純に比較することは安易ではあるが、それでも500万レベルの末脚ではないことは十分分かってもらえたはず。

この末脚は怪我の功名で、ゲート内でうるさく大きく出遅れたことで引き出されたもの。今回も出遅れるかもしれないが、直線勝負だけで届くのか、楽しみたい。