11R

共同通信杯

15:45発走 / 芝1800m (左 D) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 東京 6日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) 別定 14頭
本賞金:3700,1500,930,560,370万円
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 望田潤の予想

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予想印
7イスラボニータ(1人気)
14ガリバルディ(4人気)
2ベルキャニオン(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

7

相手

2

14

2通り 各2000円

ワイド流し

7

相手

2

14

2通り 各3000円

望田潤の見解

 イスラボニータフジキセキにミスプロとナスキロを入れてしなやかさで走るタイプで、サダムパテックをまだ柔らかくしたような馬で、東京と外回りに的を絞ったローテで、しなやかな斬れで勝てるレースは全部勝ってきた。

 クラシックタイプの大物というにはちょっと母系が弱いが、東京1800mのスローがピッタリの斬れ味と完成度で、ここも勝ち負けだろう。

 ガリバルディは脚が長くて駆動も大きいから、前走は内回りのコーナーで思うように進出できなかったが、東京1800mならば未勝利勝ちの好内容を見直す手だ。

 器の大きさならベルキャニオンで、これから一戦ごとに強くなってくるだろうが、東京でも距離はもう1F欲しいし、追わせるタイプでもあるからムーアが乗れないのも少しマイナスで、ここは器の大きさをかいま見せつつ2,3着とみたい。

 サトノアラジンローハイドももう少し距離はあったほうがよく、1800mでバーンと弾けるイメージがないので3着までか。

 井内利彰の予想

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予想印
11ピオネロ(6人気)
14ガリバルディ(4人気)
7イスラボニータ(1人気)
5サトノアラジン(2人気)
6ショウナンワダチ(5人気)
12マイネルフロスト(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

11

1点 3000円

複勝

11

1点 5000円

3連単1着流し
1着

11

相手

5

6

7

12

14

20通り 各100円

井内利彰の見解

 共同通信杯を予想する上で、重要視していた調教ファクターが「南P」。最終追い切りがこの場所であれば、複勝率はもちろん、単勝率も高い数字が出ていました。しかし、変則開催の影響もあるのか、出馬投票をやり直したメンバーでも最終追い切りに南Pを選択した馬がいませんでした。

 レースに対する調教適性を使えないのであれば、厩舎の勝負調教。◎ピオネロは最終追い切り場所が「CW」。これは松永幹夫厩舎の勝負調教です。前走時が坂路での最終追い切りだったのに対し、今回、CWで追い切った理由について、2月12日に松永幹夫調教師に質問したところ「結果的に坂路での動きが物足りなかった。負荷が足りなかったと思ったので、今回は最初からCWで追い切ることを決めていました」とのこと。

 松永幹夫厩舎の勝負調教を掲載した拙著に、CWで追い切ることについて、師の見解を掲載しましたが、トラックでの追い切りの難しさについては、U.リスポリ騎手が跨ったことで、問題解消。むしろ、このコンビは相性がよく、馬自身も走る気持ちが充実している印象を受けました。

 1週開催が延び、最終追い切りをCWで行わない可能性もあると思った今週。しかし、今週もCWを選択。しかも、再びジョッキーに騎乗してもらうという、先週と全く同じ内容。動きは先週よりも素軽くなっており「反応を見て、最後はプッシュ(仕掛け)して、と指示していましたが『ノープッシュ』といって、馬場から上がってきました。それだけ反応が良かったんでしょうね」と師。正直、この状態で負けてほしくない、そのくらいの気持ちです。

1.ハギノハイブリッド
今回:標準多め坂路主体
前回:乗込トラック

2.ベルキャニオン
今回:標準併用
前回:乗込併用

3.レッドオラシオン
今回:標準多め坂路
前回:乗込坂路

4.ローハイド
今回:標準多めトラック
前回:標準トラック

5.サトノアラジン
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路主体

6.ショウナンワダチ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

7.イスラボニータ
今回:標準併用
前回:標準坂路主体

8.ネオヴァロン
今回:標準併用
前回:軽目トラック

9.シングンジョーカー
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準併用

10.ラインカグラ
今回:標準少めトラック
前回:標準少めトラック

11.ピオネロ
今回:標準併用
前回:急仕上げ坂路主体

12.マイネルフロスト
今回:標準多め併用
前回:標準併用

13.アスペンツリー
今回:標準多め併用
前回:標準多めトラック

14.ガリバルディ
今回:標準多め併用
前回:標準併用

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

予想印
6ショウナンワダチ(5人気)
7イスラボニータ(1人気)
2ベルキャニオン(3人気)
4ローハイド(8人気)
5サトノアラジン(2人気)
11ピオネロ(6人気)
14ガリバルディ(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

4

5

7

11

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

7

相手

2

4

5

11

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

2

相手

4

5

7

11

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ショウナンワダチ朝日杯FS6着も後手を踏みながら追い上げしっかり。東京コース得意で巻き返し期待。イスラボニータは地力十分。休み明けカギも力を出せる態勢で首位候補。ベルキャニオンは素質高くコース替りもプラス、ローハイドは使われつつ力付けさらに良化。サトノアラジンは大物感あり、ピオネロも地力強化。ガリバルディも差はなく警戒が必要。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【東スポ杯・1分45秒9】イスラボニータは、いちょうSに続き、当該1800mの東京スポーツ杯を1分45秒9でレコード勝ち。若干前掛かりの意識が高いほかは、道中のペース配分、上がりラップともに文句なしの内容だった。ダービーはともかく、東スポ杯・レコ勝ちを起点に朝日杯FSを2着したコディーノや、それを打ち負かしたロゴタイプに似た、前年の皐月賞戦線のイメージを抱いく人も多かったのではないか。

デビュー時から常に、美浦坂路を11秒台で登板する脚力と安定感は群を抜く。雪で一週延期となったが、コース追いへと調教も負荷を課し、朝日杯FSを自重し、パワーアップに努めた意図も見て取れる。手慣れた東京1800m経由で、皐月賞へのステップを完璧なものにしたい。

サトノアラジンにとっては、ここが正念場。東スポ杯は0秒4差遅れの5着。ラジオNIKKEI杯は、狭い内に内へと進路をとり、ようやくエンジンがかかったところがゴールだったが、中間さらに攻め馬の負荷を上げ、フワフワとした面も解消しつつある。雪で順延となったが、東京へは行っていない。この直前は坂路追いへと切り替えたが、デキ落ちはまったくない。

ベルキャニオンも、クラシック参戦に意欲満々。二戦目の勝ち上がりながら、東京2000mを2分1秒1のレコ勝ち。ホープフルSは、イン強襲の勝ち馬に足元をすくわれたが、坂を駈けあがっての迫力は、身体のラインこそ違え、なるほどカミノタサハラの弟。一週延期となり、先週の登録馬たちより予定通りのローテを組めた点もプラスにしたい。

マイネルフロストはラジオNIKKEI杯を叩いて本調子。当該1800mの新馬戦のレースっぷりは今も鮮烈。鞍上の指示に即座に反応し、11秒7-10秒9-11秒1(3Fは33秒7)というレースの上がりに対し、自身のソレは33秒4。推定10秒台連続ラップを叩きだしている。

ピネオロも当該・百日草特別を、しぶく差し切り勝ち。トモの小さい馬力型のネオユニヴァース産駒だけに、中山の京成杯は坂でもたついたが、東京ならズイズイと進む。

ガリバルディも、前回の福寿草特別は小回りとイレ込みに泣いたクチ。ショウナンワダチは、東京マイル完勝なら1F延長も守備範囲。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
13アスペンツリー(12人気)
12マイネルフロスト(7人気)
7イスラボニータ(1人気)
5サトノアラジン(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

7

12

13

12通り 各400円

3連単BOX

5

7

12

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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予想印
2ベルキャニオン(3人気)
7イスラボニータ(1人気)
5サトノアラジン(2人気)
4ローハイド(8人気)
11ピオネロ(6人気)
14ガリバルディ(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

7

11

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

7

11

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ベルキャニオンは「ディープインパクト×フレンチデピュティ」という組み合わせ。ボレアス(レパードS)、マウントシャスタ(毎日杯-2着)、カミノタサハラ(弥生賞)の全弟にあたる。母方に入るフレンチデピュティカーリアン、ヴェイグリーノーブルはいずれも父と相性抜群の血で、兄弟が例外なく走っているのもうなずける。いくつかあるディープインパクトの走るパターンのうち、ひとつのスタンダードといえる名配合だ。

 末脚の伸びで勝負するタイプなので、小回りよりは直線の長いコースのほうが合っており、前走のホープフルSは窮屈な中山コースでこの馬の持ち味を殺された。それでも2着まで押し上げたところが素質の証明であり、全兄カミノタサハラが同レースで3着だったことを考えれば、ほぼ互角の素質の持ち主ではないかと思われる。東京の芝中距離がこの馬のベストコース。カミノタサハラと互角の能力だとすれば、得意の舞台で能力を出し切れば重賞でも十分通用するだろう。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

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7イスラボニータ(1人気)
5サトノアラジン(2人気)
2ベルキャニオン(3人気)
14ガリバルディ(4人気)
4ローハイド(8人気)
6ショウナンワダチ(5人気)
11ピオネロ(6人気)

netkeiba編集部の見解

 大雪の影響を受けてこのレースもまた一週順延になりました。クラシックを控える3歳馬のローテーションは本番からの逆算になりますから、出走を予定していた各馬に与える影響は少なくないでしょう。ただし、本来日曜に予定されていたレースなので、関西馬はまだ輸送を行っていませんでしたから、輸送による疲労の影響は考えなくても大丈夫です。そういう意味では、関東馬にも関西馬にもイーブンな条件であると言えます。

 このレースの特徴は、とにかく上がりが速くなることです。例年レースの上がり3Fは34秒そこそこで、勝ち負けするためには33秒台の切れ味が必要になります。昨年の1番人気ラウンドワールドのように速い上がりを使いながら前を捉えきれないというケースもしばしばあるので、瞬発力と同時にある程度の好位置につけて折り合うことができる器用さも要求されます。クラシック戦線もここまで来ると、素質だけではなく完成度も必要となってきます。

 イスラボニータは東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬。唯一の敗戦が牝馬の強豪ハープスターの2着した新潟2歳Sですから、牡馬相手にはまだ先着を許していません。他馬より1キロ重い57キロを背負いますが、左回りの1800mは得意とするところですし、前に付けられるスピードも持っています。これだけの実績馬がG3から使い出す以上は結果を求められるところです。

 サトノアラジンは東京スポーツ杯で5着、ラジオNIKKEI杯2歳Sで3着。まだ粗削りの面が残りますが、素質の高さは誰もが認めるところです。使われながら着実に力をつけていますし、岩田騎手への乗り替わりが予定されている今回は正念場の一戦になります。

 ベルキャニオンはまだ完成途上の状態でホープフルSを2着。関東期待のクラシック候補です。当初は条件特別のセントポーリア賞から復帰の予定でしたが、共同通信杯が順延になったことで目標を切り替えて参戦してくる可能性が出てきました。東京での2戦はいずれも上がり33秒台の末脚を使っていますから、上がり勝負は望むところです。

 ガリバルディ福寿草特別で3着。まだ不器用さは残りますが、長く脚を使えるので広い東京コースに替わって一変が期待できます。ピオネロ百日草特別が好内容で、コースとの好相性を活かしたいところ。ショウナンワダチは朝日杯は大外枠を引いてノーチャンスでした。2戦2勝の東京コースで巻き返しを図ります。ローハイドは使われる毎に良化を見せており、素質の高さを考えると重賞挑戦でも侮れません。

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

2

5

6

8

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

11

相手

2

5

6

8

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

6

相手

2

5

8

11

12

30通り 各100円

小林誠の見解

【中心不動】05サトノアラジンや02ベルキャニオンなどが血統から人気を集めそうだが、実績は07イスラボニータが断然。仕上がりも水準にはありそうで、血統適性も高い上に配当妙味まであるとなると、これを嫌う理由がない。地味に強い11ピオネロと、唯一の朝日杯FS組である06ショウナンワダチが相手本線。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

7

相手

1

2

5

6

14

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

7

相手

1

2

5

6

14

10通り 各500円

森山大地の見解

超スローペースになりそうなメンバー構成。少頭数のうえ、実績差が歴然なので途中から動く馬がいて乱ペースになったり大逃げを打つような展開にはなりにくいと予想。

そうすると自分との戦いにさえ勝てばおのずと勝利は見えてくるはず。◎はイスラボニータ。どういうことかというと、新潟2歳SといちょうSともに道中かなり掛かっており、折り合いに課題を残している現状。それでもこれだけのパフォーマンスの高さは能力の証明でもある。レコード決着となった東京スポーツ杯だが、レコードが出るようなハイペースと内枠で壁を作れたことで折り合いは今までよりもスムーズ。

だが、今回はテンションの上がりやすい休み明けプラス、最初に言ったとおりスローペース必至。イスラボニータが負けるとすれば折り合いを欠いた自滅パターン。つまり、折り合いさえつけば3連勝は濃厚。

3戦すべてで1番人気に推されているサトノアラジンはズブいというか、集中力が散漫な印象。エンジンのかかりが遅いので一気にペースの上がる瞬発力勝負は不向きとみて評価を下げた。

厳選予想 ウマい馬券