4月の東京開催になって芝2300mで行われる3歳500万特別、という条件がずっと変わっていないこのレース。今回は東京が改修された2003年以降の11回をデータとして振り返ってみた。本来いちばん信頼できるのは前走オープン特別・重賞組で、過去11年間に(3.1.1.2)。ただ残念ながら、今年は前走格上挑戦していた馬がいない。
前走も500万条件だった馬は、前走で2-3番人気や2-3着だった「分かりやすい馬」が過剰人気になりやすく、「ぎりぎりアリかどうか」くらいの馬のほうが馬券的には魅力だ。また、距離は前走2000m組だけが突出しており、1800m組や2200m組は上位人気になるレベルの馬しかこない。さらに最近では1800m組もかなり苦戦している。
未勝利組はグループとしては前走500万条件組と同レベルの成績。こちらも2000m戦から来る馬が良いが、前走人気は1,2番人気で勝つべくしか勝ってきた馬が望ましい。
◎は芝2000mの新馬を2番人気で勝ってきた
キネオワールド。前走は時計のかかる馬場&超が3つくらいつくスローだったが、今回の条件替わりがプラスに働くと昇級でもいきなり通用する。