【資質はOP】
エスオンマイチェスは、いずれは重賞の器。540キロ台の巨漢馬ゆえ、脚元が固まり切れず地方に転戦もしたが、二走前の新潟・1分58秒6は、同日の1000万を1秒4超。一週前の
新潟大賞典の1分59秒2と比較しても、ずば抜けた好タイムであることがわかる。前回は勝ち馬に出し抜けをくらったものの、上がり3Fのラップは11秒4―11秒0―11秒3。脚元を気遣うことなく、この馬とすればかなりの負荷を中間の調教で課せている。
二の筆頭には
ボーイフレンドを抜擢。展開だけが頼みの単調な逃げ馬だが、鞍上は
オーストラリアきっての名手。ジリ脚の揃った、最下級条件のこのメンバーなら、ジョッキーの腕が大いにモノを言う。一角崩しは
トーセンゴージャス。3歳5月デビューもあり、回り道もしたが、東京2000mに2分0秒5で2着の実績もある血統馬だ。
サンバジーリオは、中山2000m・1分59秒9の実績もあるが、本来は東京向き。ひと叩きして型通り体調も良化。ほぼ同じ位置から、連れて
タイセイグルーヴィ。
ブロードスターも前回時計は500万では
トップレベル。