11R

いちょうS

15:45発走 / 芝1600m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 東京 1日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 12頭
本賞金:3200,1300,800,480,320万円
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 棟広良隆の予想

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予想印
2ミッキーユニバース(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

2

1点 3000円

棟広良隆の見解

【お薦め度B】

 緒戦は後続に影を踏ませぬ快勝劇を演じましたが、『道中は物見していたし、グンとスイッチが入らぬまま。ここを使われてどう変わるか楽しみ』とレース後の北村宏騎手のコメントはまるで敗者のそれのよう。それだけ期待が大きい馬ということでしょう。

 それでも、走破時計の1.48.8は前日の3歳未勝利よりも0.1秒早く、同日の500万以下クラスの平場よりから0.9秒差というもの。デビュー戦であることを考えれば優秀な数字です。

 前走は1番人気を背負いながら0.7秒差・<7>着に敗れましたが、重い芝が応えた可能性が高いと考えられます。軽い芝の開幕週に替わって良さを発揮する目論見が叶えば、アタマまでの巻き返しがあっても驚けません。

◎(お薦め度C)1000円・(お薦め度B)3000円・(お薦め度A)10000円を資金として、明快かつ儲ける競馬にこだわります。

 望田潤の予想

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予想印
6クラリティスカイ(4人気)
12サトノフラム(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

6

-

12

1点 3000円

ワイド

6

-

12

1点 5000円

馬単

6

12

1点 2000円

望田潤の見解

 素質や将来性はクラリティスカイが一枚上で、半兄クラリティシチーと並ぶかそれを超えるぐらいの器とみている。

 母タイキクラリティスペシャルウィーク×オジジアン×ミスワキと系に入っていい種牡馬を通じるバックパサー・ブサンダのクロスで、繁殖牝馬としては最高に近い配合をしていて、これからも走る仔を毎年のように送り出してくるはずだ。

 ベストは1800-2000mだろうが、東京マイルでゆったり流れれば、中距離馬としての器と斬れ味で差し切れるとみた。

 サトノフラムタイキシャトルの甥で、母タイキマドレーヌもオープン入りした実力派マイラーだったが、体型や走りはこの方のマイラー資質が強い。

 しかもレッドディザイアヒルノダムールジョーカプチーノなどと同じ「マンハッタンカフェ×カーリアン」のニックス配合で体質が柔らかく、機動力と斬れ味を兼備した非常に弱点の少ないマイラーで、ここも好走間違いなし。

 ミッキーユニバースはマイラーというよりは1800-2000mベストで、東京マイルで速い上がりを要求されると◎○を封じるのはちょっと難しいかもしれない。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流し
1着

12

相手

2

3

6

10

11

20通り 各500円

井内利彰の見解

 2014年から重賞に格上げされた、いちょうS。過去10年は美浦所属馬8勝、栗東所属馬2勝と圧倒的に美浦に分があるレースですが、勝率ベースで見ると、栗東が有利。栗東所属の優勝馬2頭の最終追い切り共通点が「CW」。しかもそのラップはラスト1Fが最速でした。広々としたコースを折り合いをつけて、最後の直線まで脚をためるには、トラック馬場で同じような走りができていることが重要なのでしょう。

 栗東、安田隆行厩舎の◎サトノフラムの最終追い切りはCWでラスト1Fが最速。安田厩舎といえば、ロードカナロアカレンチャンといったスプリントGIの大物を育てる厩舎ですが、本馬に関しては、将来的なことも考えて、CWでの追い切りをメインにしているようです。それに応えるだけのポテンシャルがある馬ですし、ここは単なる通過点としたいところ。

1.キャピシーヌ
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均坂路

2.ミッキーユニバース
今回:乗込坂路
前回:馬ナリ平均トラック

3.ニシノクラッチ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック

4.オープンザウェイ
今回:標準少め併用
前回:標準トラック

5.マコトダッソー
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

6.クラリティスカイ
今回:標準多め坂路
前回:標準少めトラック主体

7.マイネルグルマン
今回:標準トラック主体
前回:馬ナリ平均トラック

8.クラウンノキミ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

9.タケデンタイガー
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

10.ネオルミエール
今回:乗込坂路
前回:馬ナリ平均坂路

11.グァンチャーレ
今回:標準坂路主体
前回:標準坂路

12.サトノフラム
今回:標準併用
前回:標準併用

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

2

6

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

2

相手

1

6

9

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

1

2

6

9

11

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【伏兵注意】サトノフラムは新馬戦を好内容で快勝。センス上々でひと叩きの効果も見込め連勝に期待。ミッキユニバース札幌2歳S7着も現状はスピードが勝ったタイプで距離短縮とコース替りで巻き返す。ネオルミエールも能力感じる1頭で上積みも十分。グァンチャーレは若さ目立つも素質そん色なし。クラリティスカイも前進しており侮れず、タケデンタイガーキャピシーヌにも注意したい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

6

10

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

2

3

10

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

2

3

6

11

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【満点マイラー】サトノフラムの才能に注目。いちょうSをステップにGIへ飛躍した馬には、シンボリルドルフエアグルーヴ、そして昨年のイスラボニータなど、錚々たる名前が連なるが、新馬戦は二番手追走から、坂コースの阪神を11秒5-10秒8-11秒7というレースラップで登板(3Fは34秒0-自身の上がりは33秒9)。最後の100mは手綱を抑える余裕で悠々の快勝。

マンハッタンカフェ産駒によく見られる弱点でもある腰も、大振りで四肢も頑丈。追ってどうか。初陣はまだ身のこなしがモタモタした感じもあったが、この中間、坂路からCWへ調教コースをスイッチ。広々とした周回コースにチェンジしたことで、フットワークに鋭さと伸びやかさも出てきた。

逆転があればクラリティスカイのキャリア。前走のマイル通過は1分35秒2-上がり3Fのレースラップは11秒7-11秒4-11秒6(34秒7)、自身の上がりは34秒0。本命馬とはラップの形態が少し異なるものの、1800mを1分46秒8という総合力があれば単も有望。

ネオルミエールの新潟マイルの上がりラップは11秒1-10秒6-11秒4(3Fは33秒1-自身の上がりは32秒8)。数字的に上だが、ただし新潟は平坦。やや神経質そうな気性もあわせ、輸送の東京マイルに不安も抱えている。

惑星はミッキーユニバース札幌2歳Sは、馬の気に任せハナを切り、タフなミドルラップに結果的には音を上げる形となってしまったが、中間チークピーシーズを着用するなどして、攻め馬にも工夫を凝らしている。藤沢主戦の北村はネオではなくミッキーをチョイス?本質はダート馬という可能性もあるが、ここは試金石。

グァンチャーレの、走破タイムは若干地味だが、小倉1800m・上がり34秒6は、新潟なら33秒前半に匹敵する。

ニシノクラッチの前走の上がりは33秒2。末脚に磨きがかかってきた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

12

相手

2

6

7

9

10

5通り 各1200円

3連複軸2頭流し
軸1

10

軸2

12

相手

2

6

7

9

4通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 新設重賞なので、やはり記念に予想しておきたいところ。1600m→1800m→そして1600mに戻って重賞化されたこのレースは時期も少し前倒しになっているが、まずは距離と時期を無視して、臨戦過程に注目してみたい。

 過去10年の前走クラス別成績で見ると、新馬組が500万条件組やオープン特別組を勝率・複勝率で上回っている。GIII組とほぼ互角の水準だ。今回は重賞組が人気で大敗してきた△ミッキーユニバースや短いところを人気薄激走してきた▲タケデンタイガーくらいしかいないので、ますます新馬組に期待したくなる。
 該当馬は2頭いるが、やはり勝ってきたときの相手関係=関西馬優先ということで◎サトノフラム。もう1頭の該当馬○ネオルミエールも血統的にポテンシャルが高いが、極端なスローを勝ってきた○よりもある程度流れた◎のほうが、今回安心という面もある。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

7

10

12

12通り 各400円

3連単BOX

6

7

10

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

6

10

11

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

6

10

11

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎サトノフラムは「マンハッタンカフェ×ブライアンズタイム」という組み合わせ。これはトレンドハンター(フラワーC桜花賞-3着)と同じ。トレンドハンターは2代の父がストームバード系で、本馬の2代の父はニジンスキー系。ストームバードとニジンスキーは相似な血なので両者はよく似た配合構成だ。母タイキマドレーヌ(府中牝馬S-5着、福島牝馬S-5着)はタイキシャトルの半姉にあたる良血でポテンシャルの高さを感じさせる。

 初戦は抜群のスタートから2番手を追走し、直線で軽く気合いを付けられただけで後続を問題にしない楽勝。ゴール前では手綱を抑える余裕があった。軸のブレない走法が素晴らしく、スタート、折り合いに関するセンスが優れているので好位から競馬を進めることができる。開幕週の馬場では信頼性が高い。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 伝統のオープン特別が重賞に衣替えしました。昨年までこの時期に行われていたデイリー杯2歳Sが11月に移動したので、10月の2歳重賞はこのレースのみ。しかしながら、関西馬の登録は3頭に留まり、レベルの高い新潟2歳S組も不在で、少々寂しいメンバー構成になりました。

1.重賞・オープン特別組対新馬・未勝利組

 夏の2歳重賞を勝った馬があえてもう一つGIII戦を使ってくることはほとんどないので、実績馬といってもセカンドクラスの馬が出てくることになります。そのため、まだ成績に疵が少ない新馬・未勝利戦を勝った馬が人気になることも多いのですが、2歳のこの時期に前走でレベルが高いレースを走った経験値は無視できません。素質だけではなくキャリアを重視すべきです。

2.開幕週で先行有利

 去年までのいちょうSは3週目に行われていましたが、それでも先行馬が強く、後方から最速上がりを使った馬がなかなか勝てない傾向がありました。今年からは秋の開幕週施行に変わりますから、先行馬の前残りにはなおさら警戒が必要です。

3.藤沢和雄厩舎の取捨は?

 いちょうSと言えば藤沢和雄厩舎。去年までの10年間で4頭が1番人気に支持されました。しかし、過剰人気になる傾向が否定できず、そのなかで1番人気に応えたのはジャリスコライトのみ。フラムドグロワールが2番人気で勝っていますが、人気を裏切るケースが目立ち、扱いには慎重さが求められます。

 クラリティスカイクラリティシチーの半弟。前走で未勝利戦を勝ったばかりですが、負かした相手が素質馬のトーセンビクトリーですし、中だるみのないラップを追走したもので勝ち時計も優秀。中京で左回りを経験しているのも強みで、今年のメンバーなら中心視できます。サトノフラムは上がり勝負になった新馬戦を2馬身差で快勝、決め手の鋭さには自信を持っています。

 藤沢和雄厩舎ではミッキーユニバース。前走は小回りコースで仕掛けてハナに行ったぶんハミが抜けず厳しい競馬になりましたが、広いコースでゆったり構える形ならば一変が期待できます。トーセンラークは東京で2戦、北海道で2戦。クローバー賞勝ちは相手が弱かったのでそれほどの評価はできませんが、相手なりに走る器用さには評価が必要です。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

4

6

7

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

2

4

7

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

2

4

6

7

11

30通り 各100円

小林誠の見解

【順当決着】過去の傾向から考えても、ここはひねらず素直に買うのが正解となりそう。前走の勝ちっぷりのよさと今回の稽古での動き、そして人気から12サトノフラム本命で行きたい。相手も、前走が好時計だった06クラリティスカイと、デビュー戦で瞬発力の高さを見せた10ネオルミエールの2頭を上位に。ひねるなら3着候補だろう。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

10

相手

3

6

7

11

12

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

10

相手

3

6

7

11

12

10通り 各500円

森山大地の見解

以前はオープン特別だったいちょうSが今年から新設重賞へ格上げ。が、そのわりに頭数とともにメンバーが正直大物感に欠ける馬ばかり。出走予定だったアールブリュットの回避が悔やまれるが、こればかりは仕方のないこと。

本命はネオルミエール。前走の上がり32秒8は2歳戦とすれば出色だし、2着だったクラージュシチーが先週の未勝利戦で3コーナーから一気に進出してそのまま10馬身差の圧勝劇を演じたことからも、この2頭の新馬戦で見せたパフォーマンスは本物ということ。

北村宏騎手はネオルミエールを断ったということではなく、ミッキーユニバースが先約だったということらしい。もし選べるのならば、どちらを選ぶのかぜひ聞いてみたいが…。相手は関西勢が中心。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

6

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

2

3

9

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

2

相手

3

6

9

10

11

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

2歳オープンでは距離もコースも指数が揃わない。頼るは前走指数なのだが、反映されていない面が多くあくまで参考条件。コースも距離も違うが前走91というのを信じて○クラリティスカイにはしたが、だがやはり余力ありながら初戦を楽勝した◎サトノフラムのほうが上だろう。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

6

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

2

3

9

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

2

相手

3

6

9

10

11

30通り 各100円

田沼亨の見解

圧巻のデビュー勝ちから紛れもなくスケールはクラシック級の12サトノフラムが連勝する!スピードに加えて切れ味は抜群。血統背景は一級品で成長力も望めるならここは通過点だろう。未勝利勝ちが鮮やかだった6クラリティスカイが○、3番手はスピードある2ミッキーユニバースの逃げ込みに注目。

厳選予想 ウマい馬券