ワンダーロードが本命。まず、新馬戦で子供扱いした
ビッグバンドジャズがすでに1000万で5着とクラスにメド。そして、圧巻の前走。骨折明けにも関わらず、抑えきれない手応えで早々に先頭に立つとあとは流すだけ。
今開催のダートは時計が出にくい傾向にある中、1分53秒7は非常に優秀で、また上がり3Fを38秒8でまとめたことが素晴らしい。前走の走破時計がどれぐらい速いかといえば、このレースで人気になる
ヒラボクマジックの前走の走破時計が1分54秒1。これは
ワンダーロードが500万を勝った次の日のもので、馬場状態はほぼ同じ。また、翌週の準オープンの勝ち時計が1分53秒4だったことからも、いかに速い時計で勝ったかが分かる。
例えば時計の出やすい馬場状態であれば下級条件でも高速決着、上級条件よりも速い時計が出る場合が多にしてあるが、時計の出にくい馬場ではそうあり得るものではない。つまり、今開催の重い馬場で出した時計は比較的純粋な能力や脚力、馬力を計りやすく誤魔化しにくい馬場と言えるかもしれない。
このことからも前走の時点で
ワンダーロードが優に1000万勝ち負けレベルの能力があり、今回は使った上積みも見込めるのでプラス材料のみということになる。