【まずは単複】芝からダート転身時の印には、それなりの根拠と勇気がいるが、ここは
ロジサンデーで強気に行く。芝の戦績を見ると、能力の
マキシマムは新潟の
浦佐特別・2000mの1分58秒0。
新潟記念に匹敵する持ち時計を有しているものの、勝負どころの動きだしが緩慢。
パワーを要する
精進湖特別の道悪競馬なら、他が苦労するぶん、スイスイと進むが、良馬場の瞬発力競馬には限界もある。
しかし、半兄の
デスペラードは(
父ネオユニヴァース)、ダート4勝を
ステップに、ステイヤーズSを制したタフガイ。逆もまた真なりで、芝→ダートで
ワンステップアップの予感。馬券的にも、ハンデ戦、初ダートの今回こそが狙い目。
当面の敵は
ドラゴンフォルテ。昨年3月の上総Sで、57キロを背負って現級勝ち。近二走の内容からも好勝負必至とみていいが、ただし展開に弱点。
ユーロビートは、戸崎苦心のイン強襲で
北総Sを3着したが、57・5キロ。中山1800ダートは、やっぱり忙しい。
クラブトゥギャザーも、
師走S・最速の上がりに地力を垣間見ることができるが、次開催の最終週の東京2100ダート(
金蹄S)への叩き台にも映る。
トーセンベニザクラは、これが東京マイルなら、初ダートでも◎の資格があるのだが…。