11R

中山牝馬S

15:45発走 / 芝1800m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 中山 6日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際) 牝[指] ハンデ 16頭
本賞金:3500,1400,880,530,350万円
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 山崎エリカの予想

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予想印
6フーラブライド(1人気)
11サンシャイン(14人気)
16トーセンベニザクラ(9人気)
3エバーブロッサム(7人気)
8セキショウ(13人気)
12アロマティコ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

6

相手

3

8

11

12

16

5通り 各2000円

山崎エリカの見解

 今開催の中山は、二度に亘る大雪や雨の影響で芝の発育が遅れ、先週までの中山は時計がかなり掛かり、基本は先行タイプの馬に不利な状況でした。しかし、土曜日の中山芝は先週までよりも少し馬場が回復化。ジョッキーが先週までの馬場状態に合うペースを刻んでいたために前が残るレースも出現しました。日曜日は土曜日よりも更に馬場が回復しそうです。そうなるとジョッキーたちが先週までの馬場状態に合わせたペース配分をし続けた場合には、前残りのレースが頻発する可能性もあります。

 今回の中山牝馬Sは、必ず行く意志を見せるアグネスワルツに、行くしかないエディン、テンが速いセキショウなど逃げ候補の馬が3頭も出走してきました。また、その直後につける先行タイプの馬も多く、急流になると見られています。しかし、馬場回復のペースが早い場合には、どうせ前は潰れるという騎手の思惑を超えて前が残る可能性も否定できません。

 よって、◎には芝路線に転向して上昇一途のフーラブライド。この馬はずっとダート路線を歩んできた馬ですが、4走前の500万下戦で久々に芝を使われると1着。その後は芝路線に転向し、1000万下1着、愛知杯1着。そして前走の日経新春杯では牡馬との対決となりながらも3着と芝に転向してからは底を見せていません。

 本来は、前走で自己ベストのPP指数をマークした馬はダメージが残る可能性もあり、その次走で狙うのはあまり良い狙い方とは言えません。しかし、逆に能力の天井はもう一段階上にある可能性も十分です。そうならば前走のパフォーマンス程度ではダメージ残りを懸念する必要はないということになります。

 また、フーラブライドは前記したように馬場回復のペースが速かったとしても、ある程度前で立ち回れる馬なので、今回の出走馬のなかでもっとも死角が少なく、本命に抜擢しました。

 ○は一昨年の愛知杯2着馬サンシャイン。昨年夏のマレーシアCでは休養明けながらキッチリ差しきって勝利したように、休養明けでも能力を発揮できるタイプです。

 この馬は今回は逃げ、先行にこだわる馬たちの直後でレースを進めることになるでしょう。レースを引っ張る先行タイプを見ながら、余裕を持って追走ができそうなだけに、レースの流れには一番乗れやすい気配を感じます。

 一昨年の愛知杯でのパフォーマンスを見せれば、今回のメンバーなら十分勝ち負けになります。今回はリフレッシュされて状態は良好。一発が十分に計算できます。

 ▲は3歳時にはフェアリーSを勝利したトーセンベニザクラ。この馬は古馬になってからはひと息足りない成績が続いていました。そこで前々走のアレキサンドライトSでは叩き台の意味も強かったと思われる初めてのダート戦に出走。結果は16着と大敗しました。しかし、このダート戦出走によって今まで使われていなかった筋肉が活性化されたようで、前走の初音Sでは今までにない行きっぷりの良さを見せて快勝しました。

 このように勢いに乗った馬は侮れません。もともとフェアリーSを勝利しているように中山芝コースで差す競馬は得意な馬。今回は16番枠から差す競馬で怖い一頭です。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

3

5

6

12

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

12

相手

3

5

6

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

3

5

12

14

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】エクセラントカーヴは骨折明けカギも仕上がり早なタイプで態勢整う。前走内容も上々で連勝を伸ばせる。アロマティコは底力十分。展開次第の面持つも巻き返しは十分可能。前走で力量証明のフーラブライドも差のない評価。ノーブルジュエリーも充実しており争覇圏の1頭。キャトルフィーユも能力そん色なく、エバーブロッサムトーセンベニザクラなども上位が狙える。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

1

2

3

5

6

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

6

相手

1

2

3

5

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

10

相手

1

2

3

5

6

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【今度咲いた桜は味がある】トーセンベニザクラが、再び咲いた。3歳1月のフェアリーS以降、立ち位置や戦法・距離を長く模索してきたが、初音Sは追い込み策から一変。素早く好位を奪い、直線3F・11秒2―11秒3―11秒6で、余力を持って先行抜け出し。馬体やレース作りを根本から作り直して見せた。長く斤量にも悩まされてきたが、53キロは恵量。武豊から江田照へとスイッチするが、江田照は中山で、タイトで抜け目のないレース運びもする。

フーラブライドは、牡馬と見間違えるかの腹構え。従来の追い込み策と異なり、前回の京都記念は、GI馬・牡馬たちを相手に4番手あたりから一旦顔を覗かせる見せ場。あの戦法が取れるほど、腰もしっかりしてきたし、1800mも今ならOK。

切れならエクセラントカーヴ京成杯AHの1分31秒8の一気差しは、GI級マイラー・ダノンシャーク等の相手関係を考えれば出色。ただ、55・5キロ、コーナー4つの中山1800mは、ひと工夫を強いられる。

僚友エバーブロッサムも、関東圏の競馬なら巻き返し。この季節がいいのだろう。競馬週刊誌の写真を見ると、目に見えて馬体の張りと毛艶がよくなっている。

ターコイズS2着のノボリディアーナは、横山典の捌きも込みで、53キロなら一発。クラウンロゼは稽古の負荷一変。アネモネS優勝時の覇気が戻ってきた。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
6フーラブライド(1人気)
9コウエイオトメ(12人気)
12アロマティコ(3人気)
4アグネスワルツ(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

6

9

12

12通り 各400円

3連単BOX

4

6

9

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

5

6

8

2着

1

5

6

8

10

12

14

相手

1

5

6

8

10

12

14

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎ノーブルジュエリーは、直結コースの京都マイルにて京都牝馬S(G3)と洛陽S(OPEN)を激走。1000万クラス時は相手なりに走って2着が多く出世が遅れたが、近3走は2勝+重賞3着で結果を残している。休養明け2戦目の前走を勝利して調子を上げてきたため、叩き3走目の牝馬限定戦は勝ち負けになる。

穴馬の見解:▲セキショウは、中山芝コースの7戦中、3着以内6回の中山巧者。直結コースの中山芝2000mにてミモザ賞(500万下)と紫苑S(OPEN)を勝利した。ミモザ賞の後に東京と函館で惨敗したが、中山の紫苑Sは6人気1着に激走した。その紫苑S後に京都と中京で敗れたが、今回も人気を落として中山に戻ることから、穴馬として狙い目。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 古馬の牝馬重賞としては京都牝馬Sからの流れになりますが、小回りで直線の短い中山コースで行われる当レースの傾向は独特で、京都牝馬Sとの関連性は高くありません。中山らしく器用さが必要で、リピーターがちょくちょく穴を開けます。近況が不振でもコース実績のある馬には注意を払うべきでしょう。

 エバーブロッサムは1勝馬ですが、オークスをはじめとして重賞での2着が3回あるいわゆる「最強の1勝馬」。唯一の勝ち星が中山内回りコース(芝2000m)でしたし、中山芝1800mではフラワーCの2着もあります。昨秋は関西圏への輸送競馬でまったく不振に終わりましたが、じっくり間隔を開いて立て直しての再起戦、良績の揃った中山コースならば、世代トップクラスの実力を再評価すべきでしょう。

 ノーブルジュエリーはジリ脚に泣いて勝ち切れない競馬が続いた時期もありましたが、ここ1年足らずの間に3勝。ようやくオープンクラスに上がってきました。クラブの規定で今回が引退レースになるようですが、いまが生涯ピークを思わせる充実ぶりです。1800という距離は初めてで未知数ですが、パワーを要する中山の芝コースはプラスに働きそう。フーラブライドは芝に転じてから3連勝の快進撃で愛知杯を制覇、続く牡馬相手の日経新春杯でも3着。牝馬限定戦に戻れば当然主力視すべきでしょう。小回りは問題ないはずですが、忙しい距離で脚を余す不安を考慮して3番手の評価。

 エクセラントカーヴは昨春から昨夏にかけて4連勝、京成杯AH制覇まで一気に駆け抜けました。スピードが勝ったタイプで初めてとなる1800の距離に不安が残りますし、骨折明けの一戦では重賞勝ち馬といえども過大な期待はできません。小回り1800は得意条件のキャトルフィーユ、牝馬限定戦に戻って再注目のアロマティコ、中山では逃げてしぶといセキショウが押さえ。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

4

6

10

11

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

10

相手

4

6

11

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

12

相手

4

6

10

11

13

30通り 各100円

小林誠の見解

【混戦模様】先行指向が強く、能力差のないメンバー構成。差し優勢の展開になりそうで、さらにこの人気だと、05ノーブルジュエリーに食指が動く。あとは10エクセラントカーヴ、12アロマティコも上位評価組で、ここが相手本線。一発の期待は、13ケイアイエレガントと11サンシャインに託したい。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

6

相手

2

3

9

10

14

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

6

相手

2

3

9

10

14

10通り 各500円

森山大地の見解

ハンデ戦、コーナーが4つある小回り、実績馬が休み明け、逃げ馬が多数、などなどあり相当に難解な一戦。悩みに悩んで本命は3着までに最も入りそうな馬、という弱気な予想で◎フーラブライド

今の中山は見た目以上の馬場が荒れており、時計・上がりともにかなり掛かる馬力の要る馬場。そうなると求められるのは瞬発力よりも持久力。また、ハナを主張したい馬がアグネスワルツセキショウケイアイエレガントの3頭。どの騎手も簡単には譲らない気の強いタイプ。と、なればその直後で流れに乗れる好枠と脚質から中心へ。

ノーブルジュエリーは距離に一抹の不安があり軽い馬場向きの印象。

アロマティコは平坦向きで持ち味は一瞬の切れ。今の中山は合わないと判断して評価を落とした。

厳選予想 ウマい馬券